米国
≪イエレン・サンフランシスコ連銀総裁14(水) 02:06≫
現在の金融緩和水準は適切。
今年後半の緩やかな成長を十分に促進。
米景気は今年後半に改善する。
インフレは今後数四半期で鈍化する。
見通しめぐるリスクは異例の大きさ。
雇用情勢悪化で個人消費は抑制される。
金融全般の情勢は正常とは程遠い。
金融の緊迫は緩和の兆候みられる。
信用収縮は最悪期を脱した。
だが信用収縮の問題は解決していない。
経済動向を引き続き監視する。
景気、物価安定で必要に応じ行動する。
≪ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁の発言14(水) 02:45≫
物事には必ず終わりがある。
現在の経済状況は困難。
インフレについては抑制されているという確信がない。
市場は落ち着いてきたようだ。
住宅市場とエネルギーが懸念材料。
エネルギー価格の上昇が消費者に打撃を与えた。
高インフレが当たり前になってしまう。
ドル安は輸出を刺激。
緩和的政策が景気を支援。
政策金利姿勢の変化はいつかという質問への返答は困難。
≪フィッシャー・ダラス連銀総裁の発言 14(水) 02:50≫
混迷は期待以上の高インフレを伴って終了する可能性も。
景気減速は深刻になるとは思わないが、もう少し進行する。
インフレ期待は上昇している。
ドルの価値は変動、再び上昇へ。
FRBとECB、ドルの長期的信頼確保に向け取り組んでいる。
≪スターン・ミネアポリス連銀総裁の発言 14(水) 04:47≫
景気後退は浅い公算。
ただ、急回復の可能性は小さい。
当局は利上げ判断で予測に自信を。
コアインフレが上昇。
コアインフレは予想ほどは悪くない。
米経済がリセッションを回避するとは確信していない。
FRBが決定した証券会社への流動性供給が、逆戻りしていることとは思わない。
ベアースターンズへのFRBの介入は適切だった。
≪4月13日(水) 結果≫
日経 +1.53% (13,953.73 +210.37)
独DAX +0.34%
仏CAC40 +0.45%
英FT100 -0.14%
NYダウ -0.34%
ナスダック +0.27%
S&P500 -0.04%
≪米国債利回り 14(水) 05:40≫
米国債利回り(NY時間16:38)
2年債 2.469(+0.165)
10年債 3.909(+0.112)
30年債 4.630(+0.100)
13日のNY債券市場は利回りが大幅に上昇。
きょう発表になった米小売売上高が自動車を除くコア部分で予想を上回る内容となったことから利回りは上昇。
また各地区連銀の発言が数多く伝わっており、景気下振れリスクを指摘しながらも、インフレも重視した中立の姿勢を示していたことから、市場では利下げ打止め観測が再度強まっている模様。
≪NY原油&金先物 14(水) 05:10≫
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=125.80(+1.57 +1.26%)
NY金先物6月限(COMEX)(終値)
1オンス=869.60(-15.30 -1.73%)
13日のNY原油先物相場は反発。イランのアハマディネジャド大統領が減産について専門家に調査させていると発言したことが、イランの通信社を通じて伝わったことで、上げが一服していた原油は再び騰勢を強めた。
金は大幅に続落。為替市場でユーロドルが軟調に推移していたことで、利益確定売りが優勢の展開へ。
≪5月13日(火)日経先物の結果≫
225先物(大証) 13,960円
日経225 mini(大証) 13,960円
日経225先物(シンガ)13,970円
日経225先物(シカゴ)14,025円
≪14日(水) オセアニア前場速報≫
オーストラリア -0.18%
≪14日(水) 日経寄付&前場予想≫
13,960~14,025円の間で寄り付く予想。
+7 ~ +72円の間で開始予定。
オセアニアは-0.18%と下って開始しています。
今日の前場寄付きは、+0.5%前後の上昇から開始の展開になりそうです。
NYダウは昨日、日足MA25上はキープ。
今日の日経も日足MA25を下値支持線として14,000円を超えて終われるかがポイントです。
今日の日本は、下記の情報&材料が好感される可能性があり、前場は上昇しそうです。
私が注目したいのは、消費者へ影響のある国内企業物価指数です。予想通りの展開か、それともインフレが進むのか・・・気になります。
騰落レシオ25はまだ過熱感はあるので、損切ラインはキチンと決めて市場に参加したい日です。
お昼前からの中国市場は気になりますね・・・注視したいと思います。
≪今日の日本の情報&材料≫
≪国内企業物価指数(4月)08:50≫
予想 0.5% 前回 0.5%(前月比)
予想 3.6% 前回 3.9%(前年比)
≪国際収支-経常収支(3月)08:50≫
予想 28000億円 前回 24677億円
予想 19500億円 前回 14611億円(季調済)
≪国際収支-貿易収支(3月)08:50≫
予想 12330億円 前回 10353億円
≪今週の欧州金融機関の決算発表≫
13日 ①金融大手フォルティス(ベルギー・オランダ)
②金融大手ソシエテ・ジェネラル(フランス)
2008年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比23%の減益。
純利益は11億ユーロと、前年同期の14.3億ユーロから減少。
純利益のアナリスト予想は9.5億ユーロ。
③ポストバンク(ドイツ)
14日 ④金融大手BNPパリバ(フランス)
⑤金融大手INGグループ(オランダ)
15日 ⑥大手銀行バークレイズ(英国)
⑦銀行大手クレディ・アグリコール(フランス)
⑧ドイツ産業銀行(IKB)
≪今後の日本の決算≫
4月中旬~ 日本本決算発表
※日経平均は、過去5年間4月~5月15日までは、平均約7%前後下げる周期があります。
例年、日本の決算発表は、
4月20~末、
5月6~15日にピーク(特に15日前後)を迎えます。
今回は、7期ぶりの減益か?!懸念材料が出ています・・・