アジアの上昇から始まった欧州ですが、勢いは無く、前日比を挟んだ展開。
若干、下げ気味です。
米国の大型決算前に、英国が資金供給に出ました。
ドルが欧州に対して、更に弱くなりユーロ設定来の安値更新です。
英国
≪中銀の資金供給策 17(木)17:14≫
1週間物で137.1億ポンドを資金供給へ。
※米国大型決算前に、協調策でしょう!・・・先ず英国が動きます!
≪ユーロ圏貿易収支(2月)18:00≫
結果 8億ユーロ
予想 -35億ユーロ 前回 -110億ユーロ(季調前)
結果 21億ユーロ
予想 -21億ユーロ 前回 -10億ユーロ(季調済)
≪ロンドン為替市場 17(木) 19:26≫
英住宅金融対策への期待からポンド買いが強まっている模様。
ポンドドルの急上昇につれて、ユーロドルも買いが強まった。
昨日の高値1.5980を越えて、一時1.5985レベルとユーロ導入来の最高値を更新。
大台1.60が目前に迫っている。
ドイツ
≪ウェーバー独連銀総裁の発言 19:09~12≫
世界金融市場の調整過程は未だに終息せず、厳しい局面が続く。
いくつかの前向きな兆候があり、最悪期は脱した公算。
ユーロ圏およびドイツ経済の見通しは依然として良好。
ECBは広い範囲での二次的波及効果に対し、断固かつ予防的に戦う。
最近の賃金動向と継続的なエネルギーと食料価格の圧力は、耐え難く高いインフレ水準が継続するリスクを増大。
成長に対する過度の悲観論は間違っている。
米景気減速のユーロ圏に与える影響は以前より減じている。
ECBは現行金利水準が物価安定に十分か検討へ。
ECBは物価安定重視続ける。
現在のインフレ水準は深刻な懸念材料。
インフレ期待の抑制緩むリスクある。
ECBは必要に応じ追加の流動性供給する。
≪印国 ⇒ 露国 ⇒ 欧州市場≫
インド +1.46%
露国 +0.62%
スペインIBEX -0.18%
伊 -0.03%
ノルウェー +0.66%
ハンガリー -0.23%
独DAX +0.54%
仏 CAC40 +0.51%
英FTSE100 -0.23%
イスラエル +0.88%
南ア +0.69%
≪今後の気になる米国の発表・・・≫
【アメリカ】
①≪メリルリンチ第一四半期決算予想 20~21時≫
発表時間:未定
第1四半期予想EPS:-1.96ドル
通期予想EPS:1.53ドル
※東京時間の20~21頃に米証券大手メリルリンチが決算発表を行予定。
同社は3四半期連続での赤字決算になる見通しで、昨日はWSJが同社の追加損失計上について報道しています。
②≪新規失業保険申請件数(4月12日の週)21:30≫
予想 375千件 前回 357千件
※予想でも申請者数が増加傾向です・・・(危)
③≪フィラデルフィア連銀景況指数の事前予想 23:00≫
東京時間の23:00にフィラデルフィア連銀景況指数が発表されます。
前回値と事前予想は以下の通り。
予想 -15.0 前回 -17.4
米景気は悪化傾向であり、本指数の結果が予想より多少改善したとしても一時的の可能性大。