4日のオセアニア⇒日経寄付予想・・・前日比変わらず | ナビオ株式投資スクール【川田英利のブログ】

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資産を増やすべく世界中の金融商品を多角的に調査、実際に投資もしている商品もありますが、独言で掲載しております。真剣ですが、中には投機的な商品もごさいますので、皆様の資産を完全に保証するものではございません。最終的判断は、自己責任でお願い致します。

3日のNY株式市場は小幅に上昇。



昨晩発表の米国失業保険申請件数が20059月以来の水準に悪化(結果407千人←予想366千人←前回369千人)していたことから、明日発表の米雇用統計への警戒もあって、朝方は売り先行で始まりました。



ただ、金融機関に対する不透明感が一服してきているようで、きょうはメリルリンチのCEOが「追加の資本増強は必要ない」と日経新聞のインタビューで発言していたことが伝わると、金融株に買い戻しも入り、ダウ平均は下げ渋る動きとなりました。



昨日に引き続き、バーナンキ議長を始め、NY連銀総裁などの議会証言が行われていたが、大きな変化はありませんでした。



ただ、きのう使用していた「リセッションの可能性」という文言は避けていたようです。議長は「ベアースターンズ救済の事態が再発するとは見込まず、金融の安定を脅かす事態が再発すれば対処する」と述べています。




≪バーナンキ議長の質疑応答 3 2307~翌3:08

金融市場は著しく緊張。

実体経済への影響阻止でベアー救済に踏み切った。

短期的な経済見通しは悪化した

金融市場の混乱は実体経済の重石となっている。

(ただ、景気後退の可能性には言及せず)

ベアースターンズの株価は懸念していない。

証券会社に公定歩合窓口を開放するのは容易な決定ではない。

証券会社への安全な公定歩合融資のための十分な情報を持っている。

景気減速に対処するため利下げは適切。

追加措置は今後の経済情勢次第。

利下げは信用危機を幾分和らげる。

インフレ見通しの不確実性は認識している。

インフレは高すぎる、鈍化する必要ある。

金融政策の浸透には一定の時間要する。

ベアースターンズ救済の事態が再発するとは見込まず。

金融制度、経済守るためベアースターンズを救済。

緊急措置には高い基準設けている。

救済措置適用には慎重になるべきだ。

金融の安定を脅かす事態再発すれば対処する。




≪4月3日(木)結果≫

日経    +1.52%13,389.90 +200.54

DAX   -0.53%

CAC40  -0.49%

FTSE100  -0.42%

NYダウ  +0.16%

NASDAQ   +0.08%



米国

2年債   1.887-0.008
10
年債  3.575-0.021
30
年債  4.376-0.029

3日のNY債券市場、買われ、利回りは低下。

昨晩発表の新規失業保険申請件数が40.7万人と20059月以来の水準に悪化したことから、利回りは低下。

059月はハリケーン「カトリーナ」来襲の特殊要因によるものであり、それを除くと実質、2003年以来の水準。明日は雇用統計の発表もあり、雇用情勢に対する懸念を更に強める内容です。



≪NY原油&金 4(金) 05:01

NY原油先物5月限(WTI(終値)

1バレル=103.83-1.00 -0.95%

NY金先物6月限(COMEX(終値)

1オンス=909.60+9.40 +1.04%

3日のNY原油先物相場は反落。

金は反発。為替市場で、ユーロドルが堅調に推移したことから、金は買いが強まった。



≪FRB 03(木) 22:47

14日物で50億ドルの資金供給。

7日物で190億ドルの資金供給。



ISM非製造業景況指数03 23:00

予想 48.5 前回 49.3



≪4月3日(木)日経先物の結果≫

225先物(大証)     13,370円 

日経225 mini(大証)  13,370円 

日経225先物(シンガ)13,395円 

日経225先物(シカゴ)13,405 



≪4日(金) オセアニア前場速報≫

オーストラリア  +1.82%



≪4日(金) 日経寄付予想≫

13,370 13,405円の間で寄り付く予想。 

19 ~ +16 円のほぼ前日比変わらずで一旦は開始予定。

オセアニアは+1.82%と大きく上昇で始まっています。

今日は、MA75(13653.72)13,000円の間を行き来します。

日本は、大きな材料が無い為、昼からのアジア市場の動向に引っ張られるかもしれません・・・

目先は4月10日前後の日本の決算発表前&米国金融銘柄の決算発表まで、大きな流れでは、上昇というシナリオを見ています。もちろん、決算は日米共に良くないと思いますので、一旦下記のスケジュールは、下落になり易いと見ています。

今週末は、MA75(13653.72)を超えられるか、もしくは13,000円を下値支持で今週はキープできるかがポイントになります。



≪今後の米国の決算≫

4月中旬~   日本本決算発表 & G7

415()  米国ベア・スターンズ

415()  米国ウェルズ・ファーゴ

416()  米国JPモルガン・チェース

417()  米国メリルリンチ、ステートストリート

418()  米国シティグループ

418()  米国ワコビア

421()  米国バンク・オブ・アメリカ

424() 欧州クレディ・スイス

429() FOMC(~30日)


結果 49.6
≪国債利回り(NY時間316:50)≫