なんかちょっとわかったこと
あのひとが私が思うよりずっと大人だってこと
わたしがかなりガキだってこと
それはとても恥ずかしくて、でもすごく幸せな気付きだった
ちょっとべそかきつつナンバーガールきいて歩いて
家に着いて雨音がきれいで
紅茶飲みつつ浸ろうと思って台所行ったら、酔った父親のかいたらしいメモがあった
内容はめちゃくちゃに近いんだが、
誰にも言わない母の秘密を父が知ってるっぽいなかみだった
忘れたい、家族の秘密を、
抱えて生きていたんだよな。
知らないだろうからと口にしないでいたけれど。
この、苦労知らずの箱入りが。
もうすこし知れ。世の中を。人の心を。
死ぬとか言ってる場合じゃないじゃん。