頭の中の思い出は、いつも美しくあれ。
楽しくあれ。
綺麗であれ。
たとえくだらないことでも。
バカみたいなことでも。
10年前のスノードームが水をなくしてしくしくしてる。
サンフランシスコのスノードーム。
祈る蛙の腹に映る街並とケーブルカー。
あの頃はまだ何も知らなかったし、
自分がどうなるかなんて、
想像さえしなかった。
祈る乙女の胸に映る、カリフォルニケイション。
甘い乳白色。
あなたはなにをみているの。
放射状の光から小さな傷の雨
再生すれば、理解るかしら。
ギターを弾いてもよろしいかしら。
隣にいても、よろしいかしら。
新宿のファミマ前、
自由にならないことだらけの中
くみかわした。缶のアルコール。
この不自由感に文句いいながら、
とてつもなく楽しくて、
でも素直になれなくて、
何ひとつ言葉にはしなかった。
見つけて欲しいと今なら思う。
複雑な私を。
君はきっと理解って呉れるわね。
どうなるだろうか。わからないけど、
君の幸せを祈りたい。
夢を見ようか。
おんなじ夢を。
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