微妙な愛
微妙な幸せ
刹那的な
ずっと手にしみついてた、
先輩の香水のにおいがやっと取れた
覚えてるのはなんとなくの温もり
幸せなんだけど幸せじゃない、
つづきのない一度きりの幸せ
あの子がいないときじゃないと得られない幸せ
単なる刹那なのにずっと恋がそこにあったかのように振る舞い
自分のきもちのブレーキに気づく
唱えるのは愛のことば
憂えるのはきっと あの子のこと
なにも身につけない生まれたままの姿でいると
電話さえする気が失せちゃうのね
自分が残した着歴でもう満足しちゃったの
コールバックなんていらないわ
ねぇ、もう忘れるね
消えた香りと思いを流していこう
吸い込まれてきえていこう
でもきっと忘れない