封筒がほしくて、亡くなった母のひきだしをあけたら、ノートが一冊出てきたんです
専門学校時代の板書ノートだったんだけど、その最初のページに
片思いに悩んでる母のありのままの姿が綴られていました
誰を想って書いたのかはわかりません
年代的に結婚よりちょい前だから
父である可能性が高いです
けどもし父じゃなかったら…
両親がラブラブなところは見たことないし、お互いが惚れた時代なんて想像もできないのにもかかわらず
母が父以外の男にこんなにも熱く焦がれているのを想像すると、なんだか急に悲しくなりました
母の日記はドレッサーの椅子の収納のなかにあります。
生前より『これだけは守って。人に見せないで。あなたも見ないで』と言われていましたが、その片思いの相手は誰なのか、片思いの結末はどうなったのか、どうしても知りたくて、鍵付きの日記の鍵を取り壊して読もうとしました。
しかしなんとなくBGMをとitunesを開いて再生しようとしたら、外付けHDにいれている音楽ファイルたちがすべて消えていました
え!?と思って色々試みましたがどうにもなりません。
一旦日記をしまってからまた色々試みてみると何事もなかったかのように復帰しました。
前にも母のパソコンをそのまま使っていたらデータが全部消えたことがあり、これは母のしわざかもしれないと思いました。いや、絶対そうだ。