突然の冷たい風に追われて
外に出ずにはいられなくなった
思い出す 黎明の夜
君が私を拾った日
叶わないことと知っていながら
ずいぶんそばにいさせてもらった
君の優しさはなぜだったんだろう?
一つ一つの言葉覚えてる
寂しくて埋められる何かを求めた
大好きだということだけは言えなかった
君の話をしてしまうとき
君の命が私をささえてることを知る
近づけば思い知らされる
私の願いが切り刻まれる
叶いもしない願いを抱えて
それでも愛に生きてしまうのです
忘れもしない幸せだったころ
何も考えなくてよかったころ
君のベッドにくるまれていたい
君のあったかい匂い
君のベッドにくるまれていたい
もう一度君と月夜が見たい
近づいて頬に触れて 頭をなでて
やわらかい君の手で