悪魔もう何もないがしろにしたくないと 私は言った 散々なループと甘いお菓子の牢屋で泥みたいなチョコレートに沈み込みながらうんざりしていたの 自分で選んだことなのに 悲しみが体を通って狂気がさすことに もう何も大切にする気はないと 悪魔が言った 友達がくれた御守りの繋ぎ目を破って 細い細い蜘蛛の糸をきりさきながら 高い天井の ずうっと、ずうっと上のほう体をつきさす悲しみをつれて上らなきゃ 悪魔と離れなきゃ 鏡を見つめなきゃ