昔から癖でやめなさいって言われてた
けれど今日もぽっけに手をつっこんでしまう
ぽっけの中を探ってもなんにもないが
プライドだけは隠し持つ
きたなくやぶけたジーンズは
うるんだひとみでこう問うの
『いつまでそばにいてくれる?』
ぼくにもわからないや
きたなくよごれた双眼鏡
はてしない道をみせてるの
『いつまで夢をみていいの?』
ぼくは鍵をもらえるかな
可能性の
サラリーマンのおじさんのポッケから小銭と一緒に出てきたかっこいいピックをみて
ああ まだがんばって夢をみつづけようと思った
愛されたいよと啼いてたいんだ
愛されたいよと歌ってたいんだ
周りに晒せない気持ちを
歌にして