馬鹿 | ぴいなつの頭ん中

ぴいなつの頭ん中

殻付き。そにっくなーすが言葉を地獄にかけてやる

なんもわかっちゃいないくせに、何をそんなに飾りたててんだか

きれいに縁取ったおめめを閉ざしたまんま歌いつづける

目の前のもんはみてなくて

見ないふりをして


経験とキオクだけが頼り



そして自分が一番と思い込み


バカだね
どうしようもないね
周りが離れていくのも当たり前
だってなんにも聞いてくれないから


バカだね
気付きようもないね
肝心なとこでいつもだめにしちゃうんだ
謝ったってすまないね




無理させた
我慢させた
苦しめた
そうやっていつも大事な人を失ってきたね
殺したも同然だね








あの日もこんなふうに泣いた。

初めて愛する人を失った日だった。
ニルバーナの曲を爆音でかけて。

ベッドのうえで
背中だけはりつけられて
のたうちまわるみたいにして泣いた