だれかといっしょにいると、自分がひとりのちっぽけな人間だって自覚できる
そのちっぽけさが、とてつもなく心地よい
でもだれかの後についてくだけじゃ自分らしくないって気付いたの
そんなふうに生きていてはなんの価値もないって気付いたの
だからひとりで立ち上がらなきゃ
そろそろだれかの後ろからでていかなくちゃ
ああ
そんなにそばにいないで
そんなにやさしくしないで
ぼろぼろの私を縫いあわせてくれる誰かがほしいけど
ぼろぼろだなんてばれちゃいけない
だれかによりかかるような生き方はやめなくちゃ
ああ
でもあなたのかしてくれた肩はあったかい
ほんのすこしだったけど
がまんしなきゃいけないのに よりかかりたくなる
あなたのおおきな肩
もうかりることのできない
あなたのおおきな肩