「訪問看護はまだ必要ない」ですか? | *ナビブロ*あなたの暮らしをナビゲートする《ナビケア訪問看護ステーションのブログ》
みなさんは「訪問看護」という言葉を聞いてどんなことを連想するでしょうか?

出会った方々に訪問看護の内容や導入事例などをお話しすると
「ヘえー、知らなかった」と言われる方がたくさんおられます。

訪問看護は病院から退院する際などに自宅でどうしても医療処置が必要だったりする場合に医師の方から勧められて初めて利用するもの、
または寝たきりで、介護・看護の手助けがとっても必要な場合に依頼する、
こういうイメージを持っておられる方が多いように思います。

「訪問看護を必要とする状態」「特別な状態」では決してありません

訪問看護は医療ニーズの有無に関わらず、
あらゆる健康レベル
あらゆる年齢層の方を対象としています。

訪問看護で行うサービスは医療処置だけではありません
健康の管理はもちろんですが、
精神的支援生活面の調整ご家族への支援住宅環境の調整支援など、多岐にわたります。

看護の視点で病状や健康の異常を早期に発見して対応することで、
病状や健康状態が悪化することを予防します。

病院や医療機関との通訳的役割も果たします。

街の住民の方々にお声をかけますと、
手押し車で歩行されている方が「まだお世話になるには早いわ」とおっしゃったり、
毎日クリニックへ日課のように通院されている方が「動かれへんようになったらお願いしますわ」とおっしゃったり。

予防的視点での訪問看護の導入はまだまだ国民の皆様には認知されていないのだということを痛感致します。

みなさんが「訪問看護が必要だと思う状態」になってから、訪問看護を使うのでは遅すぎるのです。

健康状態はちょっとしたことで急激に悪くなることもあれば、
毎日毎日じわじわと実感のないまま悪くなっていることもあります。
ある一つの病気を発症したことで、考えもつかない合併症が進行していることもあります。

「もっと早くに気づいていればよかった」
「もう取り返しがつかないな」

そう嘆くもっともっと前に
どうか訪問看護を知ってください。

訪問看護師が生活に入ることで
・問題の予測
・予防的介入
・危機状況への介入
・看護判断に基づいたケア、アドバイス

このような役割を早期に発揮できます。

誰でも、病気になったり、しんどくなると
心も弱り、「本当の望み」を追求するパワーがなくなってきます。
とことんしんどくなった状態のあなたしか知らないのと、
元気な笑顔のときのあなたも知っている私たちでは
全く看護の発揮力が違うのです!


どうか「まだある程度大丈夫」なうちから私たちと知り合ってください。
私たちはゆっくりとあなたを知り、
あなたの望む治療は、暮らしは、人生は、どんなものかということを
信頼を得ながら学んでいきます。

そして、あなたの身に「特別なこと」が起こったときに
最大のパワーを発揮してあなたのお力になります。


みなさんが、一人ひとり望む暮らしを続けられますように!

さて。
訪問看護師に会いたくなっていただけたでしょうか?
訪問看護を知ってみたいけど誰に言えばいい?
主治医やケアマネさんに話したら「まだ必要ないんじゃない?」って言われたらどうしよう?

大丈夫。
私たちに直接お電話下さい!

ナビケア訪問看護ステーション
0745-44-9847


サービスエリア外の方のご相談もお気軽にどうぞ(^∇^)

★補足★

もちろんですが、お元気な方は公的保険制度での訪問看護サービスのご利用はできません。保険での訪問看護のご利用には主治医の指示書が必要となります。
しかしながら、健康維持・介護予防の視点から保険サービス以外で私たち訪問看護師になにかできることはないかな?といつも考えています。
地域の皆様がいつでも気軽に相談したりちょっと立ち寄ったりできる訪問看護ステーションでありたいです。
相談などは無料ですのでいつでもお気軽にご相談下さい。
また、ナビケアでは保険外の自費サービスも行っていますので必要な方はご相談下さい。