(リブログ、というか2018年に書いた記事。この心境は変わらないなぁと思ったので)
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なぜか海に来ました(笑)
江の島は風が強かった(´Д`)
どんな天候でも、ただ受け止めますね。人間以外の存在は・・・。いや、もちろん人間にだってそのような態度の人たちはたくさんいますよね。
地球上のあらゆる存在と同じように価値があり、同時にちっぽけだということ。そういうのは自分に対し
いつも頭の隅にあることかもしれません。
2011年の3月11日に1歳半だった長男は7歳になりました。その日ちょうど実家から戻った私たち。テレビで津波の映像を観て不安と恐怖でふら~っとなる私を尻目に彼は、まったくいつも通りおっぱいを欲し、うんちをして泣き、一緒に遊べとせがみました。
情報も大切だし気にもなるけど、今、目の前にいるこの人とのことが、あくまでも私の現実なのだと、「今ここ」にいるということがどういうことなのか思い知った感じでした。
私は自分の不安や恐れが彼に伝わらないようにしようとだけ思いました。映画「Life is beautiful」のあのお父さんの気持ちが分かった気がしました。
あの日、夫は結局帰宅できず心細かったけどとりあえずいつもと同じように私たちはお風呂に入れた。子供をお風呂にいれることが出来て、布団で寝かせてあげることが出来てあぁよかった・・・と思ったんだった。当たり前だったこと全ての見え方ががらりと変わった日でした。
この日を境に・・・な人たちの一人でしょう、わたしも。
被災地で過ごす、小さい子供を抱えたお母さんたちとのなんというか「一体感」「共通意識」のような感じたことのない感情を味わったりして。居てもたってもいられず、出来る範囲で出来ることをしようとこればっかりは、いろいろ情報を集めて物資を送ったりしました。そんなことも初めてでした。品物を受け取ったかたから、年賀状を頂いた時の驚きと感謝は、ちょっと形容しがたいものです。なんて強くて細やかなんだろう・・・って。
月日は経って、子供は2人になり。海ではしゃぐ彼らを見ることが出来ている私は、なんて幸せなんだろうと思います。
もちろん、それなりに色々なことを乗り越えながらここにいるのですが。
毎日、ぐっすり眠ってくれている姿が何より。立ち返るところは本当にそんなささやかなところです。(私は寝ている姿が大好きでして。「寝た子は起こさない」が
唯一、夫と育児に関して意見が一致するところ(笑))