「なぜ女性は牛丼屋にいかないのか」 | 渡辺繁一のブログ

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演出の効果を設計する

読もう、読もうと思ってようやく読む事ができました。
私の友人であり、産婦人科医の阿部先生の本を読むことができました。

「なぜ女性は牛丼屋にいかないのか」

女性の購買心理や感情の求めるニーズについて解りやすく書かれいる。いつも思うのだが、本を読んで「ああ良い本だった」で終わるのはもったいない。本を読む事で感動を感じ、今までおこなってきた物事の見方や、問題に取り組む姿勢、何気ない判断に多少なりとも良い方向性の改善が生まれ、本を読む事で日常の行動に変化が生まれてくる事。それが恐らく著者も望むことではないだろうか?

そのためには、文章について、ただ文章、文字を記号として読むのでは無く、文字の情報が語る物語をリアリティを感じて、感動を得ながら読むという事をおすすめする。

本の中で女性は、香りに敏感であるというくだりがある。その時に実際に香りを感じながら読み、感じると女性=香りに敏感、という連鎖が自分の感性の一つのルールとして刻まれる。女性にあうときは、清潔感はもちろんだが、忘れがちなのが、口臭や体臭。「相手の女性に嫌な想いをさせている」という事が感動として伝わる。とそれは感性に新しい基準を作る。結果、自動的に行動としてそれに気を使うという気持ちが湧いてくる。

感性を磨くには、文章を感動をもって味あうこと。


私は、仕事上で直接的の女性に商品やサービスを提供することは無いのですが、縁あって産婦人科の分娩室の演出装置の開発をさせていただく機会をいただくことができました。本文にそのコクーンの事が書かれています。先生とのご縁もこのプロジェクトがきっかけである。それにより、私はホスピタリティの意義を感じることができたのではないかと思います。

私のように女性のマーケットに関係の無い人も、新しい感性の目覚めるきっかけになるでしょう。
また、女性をお客様として日夜活躍されている方々には、別の目線、視野を手に入れるきっかけになるでしょう。

詳しくは本をお読みいただく事をおすすめします。

本との巡り合わせも人と人との巡り合わせと同じである。

と私は思っている。著者の感性や想い、本当に伝えたい事を本を通じ、コミュケーションできると考えると、ちょっとすごくない?と思ってしまう。

つい、うっかりこの文章を読んでしまった人はこの本を読んでみたくなるはずだ。
なぜ女性は牛丼屋に行かないのか/幻冬舎

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