知ってる事 | 渡辺繁一のブログ

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演出の効果を設計する

自分で知ってることを伝える時は、自分自身が「解ってる」という思い込みがある。
だから「解っていない」という相手側の状態をどのように配慮するかがものを人に「伝える」うえで大事になる。

また、その事を伝えたい相手側の理解するという解釈によっても変わってくる事が解る、少し掘り下げると。

レベル1-その言葉の意味を理解するということが、「理解」したという意味であると考える場合。

レベル2-そのような考え方があるのだ、そういう風に考える事も出来るのだというリソースを得たという事を「理解」と考える場合。

レベル3-そのような考え方があるという事を理解した上でなぜそのような考え方があるのか、どうしてそんな発想をする事が出来たんだろうか?と考える。そしてその発想を自ら浮かぶ状態になった事を「理解」と考える場合。

おうおうにして「知ってるよ」「聞いた事がある」という反応はレベル1の理解をその人に「知識」として辞書的に知ってるというだけで「理解した」という事に他ならない。その理解は、それはそういうものであるという「思い込み」を自ら作り出してしまい、レベル2への理解の妨げになる可能性を、逆にいうと危険性を持っている。