眉山プロジェクト終了 | 渡辺繁一のブログ

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演出の効果を設計する

眉山頂上の新しいモニュメントの制作に関わりが出来たことは
非常に光栄であると同時に、重要な仕事であると感じました。

徳島新聞の記事

あるレンガ職人に、あなたは何をしているですか?
と聞くと。

1.壁を作っています。と答える人。
2.建物を作っていますと答える人。
3.子供達が喜んで安全に遊べる公園を作っていますと答える人。

何処答えも間違っていないのだが、
最後の答えには、職人さんの気持ちが、その施設を使う人達の感情まで考慮している。
文章で読むと3の人はすごい、将来すごい事になるに違いない。と誰もが感じると思う。
また、3のような職人が職場にいると建物の完成度に明らかな違いが出るに違いない。

私は、

1番方式で答えると。
今回この施設のLED表示部と、その映像表示装置の設計と現地調整。それと
その部分で再生する映像の制作を行いました。

2番方式で答えると。
眉山の山頂に新しいモニュメントをつくりました。事業主は徳島の観光協会と徳島ライオンズクラブです。

3番方式で答えると。

眉山は地元市民の憩いの場として小学校の遠足コースとなっている。

徳島から世界に羽ばたいた中村修二氏の開発した青色LEDがこんな形で眉山の山頂にモニュメント

として設置される事になった。

山道を登って、山頂に到着した子供達は競い合って美しい、万華鏡LEDを見て目に焼き付けることでしょう。

そして、ある子供は、青色LEDが、この徳島から世界の羽ばたいた中村修二氏の発明である事を知り、第二の中村修二を目指すかも知れません。

また、ある子供は、万華鏡の美しさに魅了され、両親にたのんで、週末にまた訪れ、沢山の絵を書く事になるかも知れません。

子供達に明るい未来を見せるのは、大人の仕事だと考えています。
この眉山のモニュメントは、未来を見せる。
僕はこのモニュメントを通じて、一人でも多くの人々に夢のある未来を見せる事が出来る
と感じています。


この出張は1泊2日。滞在時間は短いが、いろんな事を学ぶことが出来た。その機会を与えてくれたクライアントに感謝します。