アンダーグランド | 渡辺繁一のブログ

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演出の効果を設計する

2002年9月、ロンドン。

ヒースロー空港からロンドン市内、出張だとだいたいタクシー利用する。
約25kキロメートル。
今回は時間に余裕があったのでヒースローエキスプレスを使わずチューブのピカデリー線を利用した。はるかに時間がかかってしまうが。さまざまなロンドンの風景もまた旅の楽しみなのである。
ロンドンのアンダーグランドはまじめに動かない、よく止まるって聞いていたが本当だった、ピカデリー線一本。乗り換え無し、時間かかるけど、車窓から見える風景(郊外はほとんど屋外を走行)を堪能する。ヒースローターミナル1駅から中心部のピカデリーサーカスまで駅の数は約24。
東京メトロだと、下北沢から千代田線で綾瀬を超えて常磐線に連絡して、松戸あたり。
大阪だと御堂筋線で千里中央から、中百舌鳥あたり。
 
それは当然のように突然きた。

ターミナル1駅から5~6個目の駅に電車が到着。

車内に男性のツッケンドウなアナウンスが流れる。

英語の意味は分からない。

乗客が降り始めた。

僕も同じように降車する。

どうやら何らかのトラブルの様。

待つこと10分、ホームに次の電車が停車した。

また乗客が全員降りる。

なにが始まるの?(わくわく)

空車になった電車が発車した。
ちなみに、電車はワンマン、停車のたびに運転手がホームに降りて扉を開け閉めする。

そこで私は唖然とする光景を目にする。

電車がすぐに停車した。事故か?と思って先頭を見ると、反対側のホームでも電車が停止している。

なんと、運転手同士が電車を止めてしゃべっているのだ。

一通りしゃべると電車はお互いスタートした。

さすが~ 機関車トーマスを産んだ国だけの事はある。電車同士が会話するのが当然なのである(本当?)

 おそらく、日本の習慣に照らしあわせれば、彼らの行動は不謹慎であると考えるであろう。

 しかし、本当にそうだろうか?電車だって感情や個性がある機関車トーマス、運転主も個性があって当然、楽しく仕事しなくちゃという意識があるのかも知れない。

 彼らが日本のJRの試験を受けたとしたら99パーセント落ちると思う。
しかし、心の豊かさやゆとりという意味ではうらやましさを感じる。

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