暗闇の中で | 渡辺繁一のブログ

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演出の効果を設計する

昨日は、都内某所でオープン前のプラネタリウムの明かりの調整でした。

直径18mのドームは不思議な空間。

明かりを消すとド暗転に。

その環境でLEDの光量を調整して行くのですが、作業をするにつれて、目が闇になれてくるので、微妙な明かりの違いに築いてくるのです。

明るい箇所から暗い環境に入ったときは、滑らかなフェードアウトと思っていた演出が、目がなれてくると段階的に光量が変化する用に見えてきます。

また、色の時間が経つにつれて、鮮明度が増す様に感じます。

LEDの調光は、ゼロレベルから、フル(最大)の明るさに変化することができます。

が、一般的な環境では、ド暗転の状況下で点灯させていく事がありません。
ビル等のライトアップは環境の光があり、その中でLED照明が明るくなって行きます。

仮に環境光が15パーセントであれば、LEDの調光レベルは0から15パーセントは環境光強いので、見た目に変化しない事になります。このような使用方法が、ライトアップの一般的な使われ方なのです。

ド暗転状態は、環境光ゼロの状況。下部のLEDの輝度変化のリニアリティに問題があると顕著に明かりに反映されます。


逆に言うと、ライトアップの目的の器具は、低輝度部のリニアリティをあまりフォーカスしていない?


これは、もしかして、私が設計したコントロールシステムの問題では無く、照明器具の設計上の考え方の違いかなと思いました。