提督の決断Ⅳパワーアップキットの「狼群作戦」です。
日本やアメリカでプレイする場合、1939年9月1週から1941年12月1週までが戦争準備期間になります。
この1年と3か月の間何をするかが勝敗のカギになります。
ゲーム開始時の戦争資源の備蓄は、資金71300石油29000鉄鋼43800アルミ21714です。
強制開戦の直前1941年11月4週の備蓄は、資金253200石油50400鉄鋼108000アルミ53814になります。ちなみにこれは、開戦までなにもしなかった時の数字です。
戦艦「大和」なら約15艘、ゼロ戦なら約600機くらいでしょう。
確かに46センチ砲の破壊力は魅力ですが、戦艦は潜水艦の前では丸腰も同然ですし、急降下爆撃機の前では駆逐艦等は単なるカモです。そのあたりをバランス良く揃える必要があります。また、艦艇は事が起こってから急に揃えることができません。そのため航空機がカギになります。
ここで忘れて履けない事をひとつ申し上げます。それは「彼我の関係」です。敵の想定範囲で戦いを仕掛けても、相搏ちがいいところで下手すると戦術で勝っても戦略では負けということもあります。
当然常に攻勢に立っている事が必要です。
このことを、言変えるならば、一つの戦場に戦争資源を投入できるかです。
能書きはここまでで、まずは航空機をチューニングしましょう。
まずは、敵を攻撃する要と言える艦上攻撃機です。史実の九七式艦上攻撃機は開戦当初華々しい戦果を上げましたが、このシナリオでは無理です。そのtめ、「流星」をベースにチューニングしてみましょう。
基本的な性能は悪くないのですが,直掩・護衛に使わないのであれば20ミリ機銃は無駄です。無駄なところを爆撃性能に転換してみました。
速度も向上しましたし、爆撃能力も800kgから1000kgにアップしております。ただし、航続距離は変えておりません。
次は「烈風」です。
武装そのものは悪くありません。ただ「流星」の護衛機としては航続距離が足りません。そこで無駄な爆装を外し、レーダーを外します。
速度も向上しましたし、装甲も僅かに強化できました。
さて、艦載機の中でメインとなる爆撃機ですが、「九九式艦上爆撃機」も「彗星」も爆撃能力が低いです。そこで、大改造になります。
こんな感じです。
今までの二種類とは大分違います。エンジンから強化してあります。航続距離も他の二種と同等の1800kmに延伸して、爆弾も500kgから800kgにアップ、まるで別の爆撃機です。これなら一撃で敵空母を発艦不能にできます。
ちなみに、三種ともに速度大差なく航続距離もほぼ一緒なので、雷爆同時攻撃が可能です。しかも三種ともに装甲も強化してありますので、最新鋭の戦艦以外なら全滅することは無いと思います。
さて、PUKから導入された戦略爆撃機対策には、史実どおり「紫電改」をあてますが、直掩機としても護衛器としても使えるしてみましょう。
「彗星」「流星」を陸上機に転用することを考慮して、航続距離を1800kmするなど各所を強化してあります。
結果的に、必要アルミが110から100に節約できています。
しかし、アルミは53814にしかなりませんから、敵と隣接していない海域の護衛器・爆撃機・攻撃機・偵察機を引き上げて廃棄しアルミを回収するなどで、数を揃えましょう。
ちょっと長くなりましたので。偵察機関連は次回で。