今でも、迷惑な営業の電話が多くかかってくる。
大規模な金融緩和策が永遠と思えるほど続き、既に企業の業績を大きく超える株価が定着して久しいのに加え、大都市圏の土地や建物も金融緩和策であり余った金の投資先となっていることが根本的な原因だ。
だから全て築15年以上経った私の手持ちのマンションにも、一方的に買いたい、という営業の電話が多くかかってくる。私の場合、迷惑電話の大半がそれら不動産を買いたいという電話だ。それも聞いたこともない私には目新しい会社から次々電話がかかってくる。
私の生活費は手持ちのマンションの賃貸収入によって賄っているので、生きている限り売れないことを毎回説明して、本当に迷惑なので私の名前を名簿から削除するよう要求するのだが、相手は私が売却を拒否したことしか記録しないようで、同じ会社から間隔をあけて何度も電話がかかってくるケースが実に多い。
その電話番号も固定電話や携帯やIP電話等様々あり、その都度、私の固定電話機の着信拒否を設定している。なお私のスマホにかかってくる場合もあり、その場合も直後にスマホの着信拒否設定を実行。
私の固定電話機の着信拒否リストは250件の登録が可能だが、何回も一杯になって、その都度どう空き領域を作るかが課題になっている。
電話が着信拒否されてかからないとわかると、今度は、この物件をこの価格で購入したい、というダイレクトメールが自宅に届く。私の事情は完全に無視だ。勿論、これらの郵便物は全てゴミ箱に直行となる。相手の無駄な金と手間を省けるよう、最初に電話を受けた時にちゃんと説明してるのに、私のその親切心が理解できないようで、営業マンには周囲を無視して突っ走る猪突猛進タイプの人が多いのだろう。
本人はそれでいいと思っているかもしれないが、私に言わせれば、はた迷惑なだけの救いがたいアホウだ。そんなアホウは壁にぶち当たって自滅するのが落ちだろ。
ま、ご勝手に、私とは永久に無関係だから、どうでもいい。
またネットショッピングで使っている私のso-netのメールアカウントには、毎日のようにフィッシングメールが届く。
いうまでもなくパスワードとクレジットカード番号を違法に入手するのが目的で、日によっては宣伝広告メールの数に匹敵するほどだ。
そのフィッシングメールに、最近、ウイルスを含む添付ファイルが付加されるようになった。
私は、Gmailを使ってso-netのメールアカウントにアクセスしているので、それらのメールは全て迷惑メールのフォルダに入るし、ウイルス添付ファイル付のメールに対してはメールサーバーから読み出しさえせずにGmail自体が警告メールを出すだけなので、実害はない。
メールアカウントの容量がオーバーするかもしれないが、サーバーが古いメールから自動的に削除してくれるだろう。本当はメールサーバーがウイルス添付ファイル付のメールを予め削除してくれればいいのだが、そこまで要求するのは酷かな。
Gmailは、脅迫メールも迷惑メールフォルダに入れてくれる。
以前にも書いたが、パソコに届く脅迫メールやフィッシングメールは相手にせず、すぐ削除すればいい。
ちなみにスマホにもメッセージの形でフィッシングメールに相当するものが送られてくる。私のスマホにもメッセージ形式のフィッシングメールが2回送られてきた。
スマホにはセキュリティーソフトつまり監視機能がないので、十分に注意する必要がある。
メッセージ内のURLをタップし違法な入力サイトを表示しても入力さえしなければ大丈夫だとは思うが、フィッシングメールに気付いた時点ですぐメッセージを削除した方がいい。
もし違法な入力サイトに誤ってパスワードやクレジットカード番号を入力した場合は、すぐパスワードを変更すると共に、クレジットカード会社に連絡してカードを使用停止に設定してもらうしかない。
ショッピングサイトやクレジットカード会社のサイトに何もアクセスしてないのに一方的にメールやメッセージが送られてくることはあり得ないので、それだけでもフィッシングメールと断定できる。
私は記憶力が悪いので、クレジットカード番号は言うまでもなく、ショッピングサイト等のパスワードは覚えてなくて、パソコン上の重要なファイルに記録してある。だからすぐには入力できなくしている。また重要なファイルはスマホ上にはないし、ワンタイムパスワードソフトはスマホではなくて、外部からメールやメッセージが来ないWi-Fi接続だけのタブレットにインストールしているので、その点でも心配がない。
しかし、フィッシングメールを毎日のように送る人々は、一体何を考えているのか？
受け取った人が気付かないと思うのか、まったく人間は知性とモラルが低すぎる！
より感染力と毒性が強く潜伏期間の長い新型コロナウイルスの変異株が出現して、よれにより人類が絶滅した方が、宇宙全体にとってプラスかもしれない。もし宇宙を創造した神が存在すれば、そう判断するだろう。結局、人間という知的生物は、繁殖力が強いだけで、神あるいは宇宙の失敗作に違いない。
人間が失敗作だからこそ、聖書では楽園を追放され、神の沈黙という状況も生じる。
実に単純明快で説得力のある説明。
少々脱線したが、話を元に戻して終わろう。
電話とダイレクトメールに加えて、最近は私の自宅にまで不動産を買いたいという営業マンが押し掛けるようになった。勿論、マンション1階のドアさえ開けずに、通常の説明に加え、インターフォンの受話器に向かって大声で「迷惑なんだよ！」と連呼することによって、顔も見たくない営業マンを撃退している。
何故、営業マンがそんなに嫌いなのか、というと、許しも得ずに勝手に土足で私の領域に侵入するからだ。そんな無礼な営業マンは、人間とは思わない、未来永劫、完全に無視してやる。
電話を受けて気分を害した営業マンの電話番号に対しては、着信拒否設定後に、あらかじめ印刷してある着信拒否リストを参照して、250件のどの位置に着信拒否の設定をしたかを確認した後、リストのその位置に削除不可というコメントを手書きで加えて、永久に着信拒否リストから削除しないようにする。これによって、この無礼な営業マンを未来永劫完全に無視できる。
何度も繰り返すが、本当に迷惑千万で、私の人間嫌いが加速する一方だ。
具体的にいうと、脅迫メールやフィッシングメールや固定電話機に残った着信拒否履歴を削除するたびに、さらにはダイレクトメールをゴミ箱に廃棄するたびに、
「ざまあみろ、アホウが」と心の中で叫びがら削除と廃棄を行っている。
いや、「アホウが」は、声に出しているかも。
