『読書探偵作文コンクール』 | 翻訳家の毎日

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『ダ・ヴィンチ・コード』の訳者として有名な越前敏弥さんが中心となって、毎年開催されている読書感想文コンテスト「読書探偵コンクール」。

 

翻訳家の集まりが立ち上げただけに、海外の本をもっと読んでほしいという思いが込められており、課題書が翻訳ものに絞られているのが特徴です。

 

また、形式が自由なのも面白いところ。作中の登場人物にあてた手紙でも、物語に合わせたカルタでも、物語の続編を書いてもOKです。

 

小学生が対象のこのコンクールに、小1の長女が初参戦。

ニャーロウ賞なる特別賞を受賞しました!

 

課題図書は『ペットのきんぎょがおならをしたら……?』マイケル・ローゼン/作 トニー・ロス/絵 ないとうふみこ/訳。

 

以下が感想文です。

 

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そして、先日、賞状とプレゼントが送られてきました。

 

 

こういうコンテストの賞状といったら、形式通りの堅苦しい文句が並べられていることが多いですが、これには、作品に対する感想がきちんと書かれてあり感動しました。

 

「きんぎょばちのかみと、きんぎょのえも、かわいかったぜ」といった具合。

 

この賞は、読書探偵のフィリップ・ニャーロウが一番いいと思った作品に贈られるものなので、ニャーロウが書いてくれた賞状というわけです。

 

審査員のよるマジメな講評はこちらのサイトで読めます。

http://dokushotantei.seesaa.net/article/443461313.html

 

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できれば、毎年応募して、成長を見ていきたいです。