今日は“ライブ”のはしごをしてきました。その中身はなんと“語り”!


いずれも普段お世話になってる大事な友人が出演する舞台


一口に語りといってもそのスタイルは限りなく存在するように思います

そういう意味では、まったくスタイルの違う二つの語りを堪能できて

何とも贅沢な時間でした。



まず最初は、ご存知語座  

若手の皆様出演の語座勉強会「万朶の会~第1回~」


私は友人広瀬未来ちゃんの出演する前半の部へ


彼女の語りはいつもさぁ、泣かせてくれるもんだからさぁ(笑)

困っちゃうジャ~ン☆


舞台はそれぞれのストーリーのイメージカラーを彷彿とさせる

時に切なく、時にもどかしく、時に懐かしく、時に声を出して笑う

語り手さんの世界にいつの間にか引っ張っていかれ

まるで主人公達と同じ時間を過ごしてきたかの様な不思議な感覚に陥る。


ふと百合の香りが鼻をかすめる

舞台袖に飾られていたのだけど


物語の中の動きと共に、風もないのに微かに香る

なんだろ?あれは?

会場の中の観客の心の気が動いたせいだろうか?

ふと、そんな事を感じた。


語りの、いわば王道スタイルは

お気に入りのソファーでお気に入りのクラッシックを聞き入るような時間にどこか似ている

時にその展開に、まるで自分の人生に起きた事だったか?などと錯覚を起こすのは

やっぱり語り手さんそれぞれのなせる技と心なんだろうなぁ


まさしく“語りへの招待”

そんな印象を強くうけました



最後、なかなか席を立てなかったのは、マスカラが落ちてないかちょっぴり心配だったから・・・






そして時間をおいて、辺りが暗くなってくると次の世界はコチラ


知る人ぞ知る阿佐ヶ谷のヴィオロン


ナレーター 小林なう ☆ナウリン1000mg☆-100404_1816~01.jpg ナレーター 小林なう ☆ナウリン1000mg☆-100404_1821~01.jpg



そこで行われたのは

「ツタエカタアリマス」 (えっちゃんのブログより)

結木えつこ(えっちゃん)&弓月理沙(りさちゃん)のそれぞれの新しい形の語り

今回はシンガーソングライターchojiさんも加わり

ずばり 歌と朗読と小さなストーリーと銘打って行われた素敵世界

この独特の空間で、どんな事が起こるんだろう?

そんな好奇心を一瞬にして過去の物にしてしまったのはchojiさんのピアノと歌声

初めて聞く歌は、とてもとても暖かい記憶

そしてその余韻と共に始まるストーリー

そして更にそのストーリーの余韻と共に紡ぎ出されるストーリー・・・

何だろう!?

タイムスリップする感じ!(いや、実際した事ないんだけど・笑)

同時に、ふと何年か前のあの日の自分と重なる・・・。

ややや!これは初体験

凄く懐かしい気もするのだけれど、でも新しい。

過去かな?未来かな?ううんどっちでもないのかもしれない

そう、まるで異国への旅みたいだ!

ねぇ、ここ日本だよね?阿佐ヶ谷だよね??

最後のメロディーが終わったとき、現実に戻るのに時間を要したのは

たんに、箱だけの問題じゃあないね

帰り道、一緒に行った友人と

今日は贅沢な一日だったと話す



語りは人なり



うん。

本当にそうだね。


素敵な1日をありがとう&お疲れさま



未来ちゃん、えっちゃん&りさちゃん、また是非声をかけてくださいね♪