某映画関連のお仕事でした


もともの作品が土台にあるわけですから

番組自体の創り方も通常のTV番組とは異なってきます


どういう理由でそうするのか?という事をディレクターさんに詳しくお聞きする事が出来ると

改めて、番組の目指す所がより明確になります

MA中も、どこへ向かうのかが自分の中で明確であればあるほどディレクションの意図もより分かりやすいです。


ナレ録り後のmix作業でプロデューサーさん・ディレクターさんとミキサーさんのやり取りを聞くのは実は凄くスキ。

自分の中で再発見とか、作り手の意図とか想いとか、普段の会話だけではなかなか踏み込めない様な話を聞けるって、何だかとってもプライスレス!

以前は自分のナレを皆さんの前で聞くなんて、とっても恥ずかしいというか何と言うか、全くもって冷静ではいられず、一人モゾモゾしていました。

でも、いつの頃からか随分と客観的に聞けるようになったなぁ・・・と


そうそう、まだ本当に新人の頃

例えばmix中にナレーション部分で“○○の部分、やっぱり直した方がいいかな?”なんて会話が聞こえてこようもんなら、もー本当にごめんなさいっ(泣)みたいな感じでした。

願わくば直しがありませんよーに・・・なんて思いながら聞いていました。

直しがあるのはダメなんじゃないかと思っちゃったり・・・するよね?何となく。


勿論直しは無い方が早く終わるし作業もスムーズ。

でも、今はそういう時は逆に直せて良かったって思う。

最後までいたから直せて良かったって。

少しでも良い作品を送り出したいからこその直しな訳だものね

そう、作品を一緒に作ってるぞ~~♪って。


毎回全てのmixにいられるわけではないけれど

可能な限り、後ろにちょこんと座って

たまにニヤニヤしながら聞いているのです。


あ、あの・・・もし万が一お邪魔でしたらその時はどうぞ遠慮なく仰ってくださいませm(_ _ )m