ついに本日発売となりました。



MAY'S、約2年ぶりのニューアルバムです!



毎回言ってるので説得力ないかもしれませんが、今までで最高傑作だと思っております。



さて、今夜も楽曲解説いきますよ目














01. Kissing
02. Just For You ~君だけが僕の未来~
03. F&R
04. みんなのうた
05. Milky Way ~眠れない夜は~
06. ジュリエット
07. PASSION
08. Wanna Be Your Only One / MAY'S×SHIKATA
09. チョコレートガール
10. 結婚しようよ
11. PaPa
12. シンデレラ











Self Liner Notes >>> Vol.3
PASSION

---情熱的な愛の歌。

90年代のミッドR&Bな雰囲気を持った、情熱的で切ないラブソングです。この曲は男女問わず、"30オーバー"の世代から圧倒的な支持を得ている気がします。仲間アーティストや雑誌のライターさん、ラジオのDJさんなどからも「個人的にこの曲が1番好きです。」とよく言われます。アルバムの中でも際立って"大人"な感じですもんね。

そんなアダルトな曲ですが、実は作ったのは10年近く前だったりします。当時のほうが背伸びしていたんですかね?MAY'Sあるあるなんですが、若い時に作った曲のほうが大人っぽい楽曲が多いんですよね。でもそれって実際の恋愛も一緒だなって思う。とくに若い時の男ってやつは素直になれないからね。自分もありました。自分も好きで、相手も好きなのに、なぜかカッコつけて付き合わないとか(笑)

この曲は女の人が心の奥に隠し持つ"PASSION=情熱"を歌った楽曲です。男の僕からすると、ドキっとするようなフレーズもたくさんあります。でもこういう曲を舞子がたくさん書いてきたり、それを聴いた女性の反応を見たりすると、きっと女性のほうが情熱的なんだろうなっていつも思います。男はたしかに"ロマンティック"なのかもしれないけど、恋愛に対する情熱という意味では、女性には勝てない気がします。とくにイタリアに行った時にすごく感じたけど、日本人の男は大人しいですよね。アイツらは暇があればナンパしてますからね(笑)

さてさて話がだいぶそれましたが、僕的なこの曲のフェイバリットポイントは、ズバリ間奏だったりします。ついつい体が動いてしまうような、グルービーな間奏に仕上げてみました。この曲は全体的にわざとドライでザラっとさせているので、まるでアナログレコードを聴いてるような質感に感じると思います。良ければその辺りもじっくり聴いてみてください。







Wanna Be Your Only One 
MAY'S×SHIKATA


---10年越しのコラボレーション。

SHIKATAとの付き合いは本当に長いです。NATURAL8メンバーはもちろん、周りにいる全てのアーティストの中で、1番付き合いの長い2組だと思います。結成当初、MAY'Sは渋谷のクラブで毎週ライブをしていました。その頃はまだまだお客さんも少なくて、下手したら出演者のほうが多いぐらい。そこでバーテンダーをしていたのがSHIKATAでした。んで、そのバーテンダーさん、たまにカウンターを留守にしてステージで歌うんです。「本日のバーテンダー」っていう名前で(笑)もちろんその間は誰も飲み物は買えません。僕らもいつも「あのバーテンダー、歌うめぇな~」みたいな。向こうもバーの中から「MAY'Sっていいな~」って思っててくれたみたいです。そんなこんなで、全く交流をしてないにも関わらず「何か一緒にやろうよ!」と声をかけて作ったのが、NATURAL8の1stアルバムにも収録されている『LIV & DIE』だったりします。

そんな旧知の仲であるSHIKATAが、2013年のベストアルバムのツアーでオープニングアクトを務めてくれました。「せっかく一緒に全国回るんだから、サプライズで新曲をプレゼントしたいね!」ということで、ツアー初日の3日前ぐらいに作ったのがこの曲なのです(笑)

ギターサウンドが軽快なパーティーチューンですが、これまた全て自分で演奏しています。最初は本番レコーディングの時に、仲間のギタリストに差し替えてもらうつもりだったんですが、弾き直したところであまり変わらなそう?って自画自賛をして、そのままデモのテイクを使いました。これからの季節にもピッタリな爽やかサウンドは、ドライブにもぴったりですね。







チョコレートガール

---24/7/365、年中無休で好き好き好き

バレンタインとホワイデーの間に発売ということで、チョコレートネタで攻めてみました。キュートでハッピーなエレクトロチューンです。この曲は自分的にけっこう思い入れ深いです。悪い意味で(笑)レコーディングを全て終えて、スタジオでTD(トラックダウン)という最終調整という作業をしている時。どうしてもアレンジが気になってしまって、なんとTD中にアレンジをし直すという普通じゃ考えられない事をしてしまいました。うーん、例えるとなんだろ??洋服屋さんがもうお店に洋服を並べてるのに、その場で裁断したりデザインを変えたりしてるみたいな??(笑)そんな非常識な行為です。

ちなみにサビの頭のフレーズ「24/7/365」っていうのは、アメリカ英語のスラングで"年中無休"みたいな意味です。「1分1秒もかかさずあなたの事を考えてるよ~」的な可愛いニュアンスなんですよ。ぜひ皆さんも機会があったら使ってみてください。

今回のアルバムは"上質なラブソング"をテーマに作ったので、いつもよりアップテンポの曲が少ないかもしれません。この曲なんかはアルバムの中でも貴重なアップテンポの明るい曲ですね。歌詞もポップとキュートで可愛いです。ですが、元々は全て英語の歌詞の曲だったんです。実は、僕のソロアルバム(全曲海外アーティストとコラボしました)用に作った曲だったんですが、結果的にはボツというか使わなかったんですよね。それをMAY'Sでセルフカバー?してみました。だからちょっとアメリカンでCarly Rae Jepsen的な匂いを感じてもらえると思います。