日付が変わりまして、本日はフラゲDAYでございます。



あああああ、ついに発売なんだね。



皆さんお待たせしました。



MAY'S、約2年ぶりにオリジナルアルバム『Kissing』ついに発売ですクラッカー










そんな発売を記念しまして、今回も内容の濃い楽曲解説をしたいと思います。全12曲という優しい曲数にホっとしています(笑)1度に3曲づつ更新していきますので、全部で4回かな??

たまに追記したりするので、時間経っても読み返してくださいね。【Kissing楽曲解説】というブログテーマに分類してありますので目














01. Kissing
02. Just For You ~君だけが僕の未来~
03. F&R
04. みんなのうた
05. Milky Way ~眠れない夜は~
06. ジュリエット
07. PASSION
08. Wanna Be Your Only One / MAY'S×SHIKATA
09. チョコレートガール
10. 結婚しようよ
11. PaPa
12. シンデレラ











Self Liner Notes >>> Vol.1
Kissing


---ちょっぴり切ない幕開け

MAY'Sの約2年ぶりのオリジナルアルバム。それはロマンティックなラブソングがたくさん詰まったアルバム。シングル一切なしの"オール新曲"という男前なアルバムです(笑)

そんなアルバムの幕開けを飾るのがこの曲。ハッキリ言って、メンバー2人とも1番好きな曲かもしれません。車で聴いてても「もう1回!もう1回」ってなって、なかなか2曲目に進まず、けっきょくそのまま目的地に到着する事が多々あります。ロマンティック100%なアルバムにぴったりな、切なくも温かい楽曲。うーん、でもやっぱり切ない成分の方が多いのかな?なんだかこの曲を聴くと泣きそうになるんですよね。

アルバム制作の1番最後に作られた楽曲なので、遊び心も満載。収録曲の全てのタイトルだったりフレーズを歌詞に混ぜています。舞子のボーカルワークもかなり攻めていますね。マライヤ・キャリーばりに複雑なメロとコーラス、そして凄まじいキーの高低差は、なかなか上手に歌いこなせないかもしれません。

トラックもすごいキレイでしょ?流れるようなピアノラインは、我ながらよく出来たな~っと感心しています(笑)ずっとループなんだけど、それを感じさせない楽曲に仕上がったと思います。







Just For You ~君だけが僕の未来~


---"愛してる"と繰り返す。何度でも、何度でも。

今作のリード曲です。爽やかなピアノのストロークとシンプルなビート、そして何よりも泣かせるのがアルトサックスの旋律ですね。久しぶりの男目線のラブソングという事で、アレンジもラブリーな感じというよりは、紳士的でスマートな感じに仕上げています。

昨年、僕は自宅用に電子ピアノを購入 しました。スタジオのブースの横に置いてあるんですが、舞子もよくレコーディング中に気分転換で弾いたりしています。ある日、僕が適当に遊んで弾いていたら、舞子もそれに合わせて適当に歌ってきました。「あれ?これよくね!?」そんな感じでAメロ、Bメロ、サビと完成してしまったのが、後のこの楽曲だったりします。イントロから終盤までずっと続いてるピアノのストロークも、その時に弾いていたパターンをそのまま使用しました。

あーだこーだ言わず、ひたすら"愛してる"と伝えまくるこの楽曲。男らしいですね~。そう、まさにこの楽曲のテーマは"男らしさ"なのです。すでにMVを観た方はご存知だと思いますが、この楽曲のMVでは舞子が男装しています。はい、かなりのイケメンです。なんなら、ちょっとジェラシーです(笑)

舞子とも「男目線の曲なのにMVで舞子が歌ってるのおかしいよね~?」という話になり、「じゃあ舞子が男装すればいいんじゃね?イケメン顔だしw」という流れで決定しました。女の子が「こんなことされたい!」と思うようなサプライズ満載なストーリーは、何回観ても胸キュンします。まだMVを観ていない方は、ぜひ観てみてくださいね。

http://www.youtube.com/watch?v=CD--xLivFsE







F&R

---天国にいるフィンに届きますように。

MAY'Sとしては珍しい、8ビートの爽快なハードロックナンバーです。皆さんは海外ドラマの「Glee」という作品をご存知でしょうか?アメリカの高校生による合唱演劇部の物語です。僕も舞子もGleeが大好きで、自分たちの音楽活動においても多大な影響を受けています。タイトルの『F&R』とは、そのドラマの主人公である"フィンとレイチェル"の事なのです。

劇中でも現実世界でも(本当に付き合っています)最高のカップルである"フィン&レイチェル"をイメージして作った楽曲。2人が手を取り合って歌ってるような、そんな妄想をしながら作りました。しかし「なんで急にそんな曲を?」という疑問がわきますよね。実はフィン役の俳優であるコリー・モンティスが、先日急死してしまったのです。大ファンだった僕らとしては非常にショックで、追悼の意味も込めてこの楽曲を作りました。ちなみに.....このドラマのテーマ曲的な"とある楽曲"のフレーズを『F&R』にも引用しています。熱心なGleeファンはわかるかな??そう、"信じる事を諦めないで"ってね。

ハードロックナンバーという事で、ディストーションギターをふんだんに使っています。リリース楽曲では初めて?全て僕が弾いています。元々ロック小僧だったので、こういうフレーズは大得意です。ロックバンド時代を思い出しながらアレンジしていたので、ちょっぴり懐かしい気持ちになりながら、気持ちよく弾かせてもらいました。