MAY'S OFFICIAL BLOG | NAUGHTY BO-Z
3rd Album
Cruising
Now On Sale!!




1. 星の数だけ抱きしめて

2. WONDERLAND

3. せつなさをとめて

4. キミじゃなきゃ

5. 1/2 (New Version)

6. 君に届け...

7. Cruising

8. Give Me Your Love feat. MIHIRO ~マイロ~, DJ WATARAI

9. Unfair Love

10. The HOOD feat. U-ZIPPLAIN, GS, MIYABI, USU

11. 遠くへ ~Spread Your Wings~

12. Cappuccino: Interlude

13. Close Your Eyes feat. JAY'ED

14. True Love Story

15. #1 Improvisation: Outro

[Bonus Track]
16. SUPER SONG (All Japan 学祭's Mix)










Self Liner Notes >>> Vol.1 
星の数だけ抱きしめて

Hoshi No Kazudake Dakishimete


--ようするに【MAY'Sらしい】曲なんだよね。

さて、楽曲解説の記念すべき1曲目は、もちろん『星の数だけ抱きしめて』だ。今回のアルバムで1曲目を飾る曲。なんだかこの曲って、いかにも幕開けって感じがしません?2番目でも、3番目でもない、いわゆる"始まり感"がなまら強い曲なんだよね。だからスタッフ一同、問答無用ですぐに決まったのが、この曲を1曲目にしようって事。下手したらアルバム制作する前から言ってたもん(笑)「この曲は1曲目しかないでしょ。」って。アルバムの1曲目ってそのアーティストを音楽的にも象徴する曲になってしまうけど、そういう意味でも納得すべきポジション。ポジティブで前向きになれる曲。ようするに【MAY'Sらしい】曲なんだよね。





--10代ならではの、甘酸っぱい疾走感を表現したかった。

この曲は映画『音楽人』の主題歌として書き下ろしたんだけども。映画監督からのリクエストが「とにかくMAY'Sらしい、明るく元気になる曲にしてください。」だったんだ。例に出してくれた曲が『My Everything』や『ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~』だもん。そういう意識で作ったら、そりゃMAY'Sらしいポジティブバイブス200%の曲になるわな。でも、歌詞はよく読むと切ないんだよね。でも、聴いてて笑顔になるでしょ??ちょっとも寂しい気持ちにはならないはずなんだ。MAY'Sマジックだと我ながら思っております。むふふ。

アレンジは、原作のイメージからインスパイアされたかな。音楽の専門学校に通う学生の物語だからね。そう、僕らMAY'Sも音楽の専門学校に通い、そして出会い、MAY'Sを結成した。だからこそ、原作が伝えたい"青さ"は誰よりも理解出来るんだ。

10代ならではの、甘酸っぱい疾走感を表現したかった。ストリングスやピアノも、なるべくアルペジオにして、がむしゃらに走り続けてる感じにしたんだ。それと、サビなどに鐘の音が入ってるのわかるかな??キラキラしたベルの音じゃなくて、「カァーン」っていう鐘の音色。ちょっと自己満足かもしれないけど、学校っぽいかなって思って入れてみました(笑)そんなキレイめな音色達に反して、ブリブリのシンセベース。キックと一緒に、この曲のビート感を担ってる重要な役割だと思っています。





--前作『Amazing』よりも先に完成していたんです。

そうそう、この曲は今回の収録曲の中でも最も古い曲でもあるんだ。実は、なんと前作『Amazing』よりも先に完成していたんです。映画の劇中でも、重要な役割な楽曲だから。どうしてもクランクインまでに曲が必要だったんだよね。だから『ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~』が完成後、すぐに制作に取りかかってたんだ。リリースも配信限定シングルっていう形だったから、1年半の時を経てやっとCDに収録されたって事になるね。





--10年後も20年後も、いつまでもこういう曲を歌っていたいなって思います。


『Cruising』という第3章への旅へ。ついに出航したMAY'Sなわけですが。この曲は【旅立ちの港】でもあり、【旅の目的地】でもあると思うんです。いつの時代も、流行のスタイルはあるけども。10年後も20年後も、いつまでもこういう曲を歌っていたいなって思います。もちろん、まだまだ色々な音楽を吸収し続けますよ。でもね、最後に戻ってくる場所であり、いつまでも失わずにいなきゃいけないもの、それがこの曲なんだと思います。