おやじとおかんが上海に来てたこの4日間。

最初はめんどくさいーと思ってたけど、実際に会って久しぶりに言葉を交わしてみると、
自分はまだまだ子供だなーって感じがした。彼らがいるから自分がいる。

まずは、自分が住んでる宿舎へ両親を連れて行った。それにあわせて、

今、相互学習を一緒にしている中国人の女性とも会ってもらった。
彼女は開口一番「お父様お母様」と、うちの両親に挨拶。

日本人だったら、この場面では使わない言葉かもしれないけれど、
彼女がうちの両親に対して、敬語を選んで使ってくれてたことを、すごくうれしく思った。

彼女は日本語を習っているけれど、なかなか流暢に話すほどではなく、話すことができない部分を、
いきなり中国語でうちの両親に向かって話してて「ちょ・・・ちょっと待って」と一瞬思った--;

けど、すかさず彼女の中国語を日本語に翻訳する自分。あのときの翻訳は我ながら完璧。

へへん!と人差し指で鼻の下をさすりたい気分だったぜぃ^ー



実は、彼らの前で中国語を披露したのは今回がはじめて。
昨年秋、中国留学へ旅立とうとする自分を見て、

「本当に大丈夫なのだろうか。本当に(中国語)を喋れるようになれるのだろうか」

と不安がたくさんあったに違いないと思う。

けれど、この数日間、中国人と笑顔で話す自分を見て、

おやじとおかんもだいぶ安心してくれたように思う。

いや特にシャンヤンマーケット(俗に言う、ニセモノ市場)でなかば喧嘩越しに値切ったり、

うざったい客引きを突っぱねる自分を見て、

「はは、これなら大丈夫だ」と思ってくれたんじゃないかと思う^^;

今回の旅は雨続き。

けれど帰国した今日日曜日は晴れ模様。
(自分に対する)彼らの気持ちも雨模様から晴れ模様に変わって帰国したことを切に願う。