犬本:イヌキー | ナトゥイズム

犬本:イヌキー

楽天ブックス:イヌキー

book*イヌキー わたしとトートバッグ犬の10年/渡辺瑠海


この本は 一種の問題作、トンデモ本、と称されてしまうかも知れないです。愛犬家の中にはご立腹される方もいらっしゃるかも。でも、著者の、愛犬のマルチーズ・イヌキーに対する愛情はひしひしと伝わってくる、驚きの生活をしている二人の、楽しい本です。


「10年間カバンの中からニッポンを見続けた犬。 」
というのが この本の帯に書かれたコピーでした。おりしも、キャリーバッグでナトゥと街を徘徊して楽しい思い出を作った日、書店でたまたま手に取ったこの本にシンクロニシティを感じて、買ってしまいました。


イヌキーは、ペットショップで特売で売れのこり、お客さんの中には悪く言う人もいたわんちゃんで、当時は「ペットなんか、ふん!!」って感じだった著者の方が、どうしても気になってしまい、何日もペットショップに通った挙句に一緒に暮らす事になったのですが、イヌキーはどうしてもお留守番が出来なくて、困った著者は普通のトートバッグにイヌーキーを入れて、どこにでも一緒に連れて行く決意をします。本当にどこへでも!


これは羨ましくもあり、なかなか出来ないことです。著者はたまたまそういうことが可能な職業についている事と、イヌキーが家にいるよりは、と色んな事を我慢できる事、だから可能なので、とても普通は真似できようがないです。イヌキーは現在11歳で、著者は年老いてきたイヌキーの未来を考えないように、毎日イヌキーと過ごせる今だけを楽しもう、としています。とっても面白くて、そして犬そのもの、その生き方、感じ方を教えてくれる本でした。