雪組『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』⑤ | 平凡なOLが3000万円貯めたお話。

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短大卒業後、一般事務職に就職。
特別なスキルは何もなく、預金残高がじわじわ増えていくのが密かな楽しみです^^

貯金のハナシとコスメ、些細な日常をテーマにした記事がメインですが
今は宝塚歌劇団の魅力に取り込まれているため関連記事が多めになっています(笑)

 

8/1は新人公演を観ました 赤薔薇
 
 

 

通常の2本立てだと

お芝居は本公演と同じ内容ですが

一本モノの作品の場合は

内容を省略して行われるそうです。

 

 

終演後大劇場の外へ出た時間

 

 

客席で望遠鏡のレンズカバーを探していて

いつもよりやや出遅れましたが

終演後の挨拶は5分もなかったので

ほぼ2時間ほどの公演だったと思います。

 

 

 

 

なんとなく入れたA席が当選!

 

冒頭の「ごらんなさい~♪」のシーンがなく

奈落からいきなりフェルゼンが登場だったので

開演前の幕も通常とは異なる仕様でした。

 

通常、A席とB席の差額は2000円ですが

今回はわずか500円のみなので

逆にお得感がめちゃくちゃありました! おねがい

 

 

座席の上にパンフが置かれていました。

 

 

新公トップの挨拶と配役が記されただけの

三つ折りのとても簡素なものでした。

 

 

下級生でハッキリと顏がわかるのは

3~4人くらいだったのですが

めちゃめちゃ面白かったです!!おねがいキラキラ

 

若い女性客は普段より少なめな感じで

客層もちょっと違っていた気がしました。

 

 

 

カットされた部分

 

 

本公演と比べても仕方ないので

違いを楽しみたいと思っていました。

 

・一幕 第1場 プロローグA

・二幕 第3場 プロローグC

・二幕 第5場 コンコルド広場

・二幕 第9場 崩れ果てたパリ市内

・二幕 第11場 崩れ果てたパリ市内

 

オスカルとアンドレが市民を奮起して

バスティーユに攻め込むシーンは

グスタフ3世へ謁見&立ち回り後に

フェルゼンがアントワネットのもとへ

駆けつける前に変更されていたので

お話の流れがとても自然になってました。

 

白薔薇を投げるシーンがなくなり

「愛に帰れ」「セラビ・アデュー」の

歌唱も無かったように思います。

 

 

あと、セリフも飛んだ?省略??

・・・と、思えるようなところが

2~3か所あったんですが

特に不自然さは感じませんでした。

 

第十一場の国王の居室で

フェルゼンは帰国の報告をしたときに

「困る、・・・それは困るぞ」という

2回目の「困るぞ」がなかったような。

 

第十九場のフェルゼン邸で

デュガソンに出かけると伝えると

どこへ行くのかと尋ねられて

「お前にまで言わなければいけないのか!」

と、フェルゼンが激高するシーン。

 

でも、私の記憶違いかもしれません キョロキョロあせる

 

 

コンコルド広場のシーンにある

モンゼット夫人とシッシーナ夫人の

「悶絶しそう」「失神しそう」という

見せ場もなくなってしまうため

一幕第8場の宮廷の広間のシーンで

しっかりとアピールされていました

 

 

 

全体の感想

 

 

上級生や専科さんがやっている役も

全部下級生だけで行うので

全体的にフレッシュさを感じました。

 

だからといって見劣りするかというと

そんなことは全然なくって

思っていたよりも完成度高かったです。

 

メイクやセリフ回し、歌唱なども

本役さんに似せている方が多かったので

本公演は3回観劇しましたけど

違和感は殆どなかったように思います。

 

 

新人公演主演を務められた蒼波さんも

とても良く頑張っておられて

「翔けろペガサスの如く」のシーンは

歌唱と気迫が彩風さんに負けてなかった!

 

白綺さん演じるマリーアントワネットは

夢白さんよりも声が軽やかで

セリフ回しもとても自然だったので

個人的にはすごく聞き取りやすかったです。

 

メルシー伯爵役の霧乃あさとさんが

下級生ならでは若さと元気があり

感情を爆発させていたのがとても良かった!

 

ジェローデル役の律希奏さんも

急遽代役で舞台に立たれていた時は

とてもびっくりしましたけど

改めてみると、すごく良かったです おねがい

 

 

舞踏会でオスカル初登場シーンの

紀城さんの「無礼者~!」のセリフは

朝美さんよりキレがよかったです

 

宝塚の男役というのは

男を演じている女性である認識に対して

オスカルという存在は

男装をしている女性という認識です。

 

朝美さんよりも紀城さん演じる

オスカルの方が女性的で

凰稀かなめさんに近かった気がします。

 

 

あと、カセキョーのアンドレを

とても楽しみにしていたんですけど・・・

 

カツラが超絶似合ってない 笑い泣きガーン

 

今宵一夜のシーンもなんだか物足りない。

なんだ、何が違うんだ・・・と

私なりに帰り道で考えて出した結論は

 

色気が足りない ハートブレイク

・・・ということにたどり着きました えー

 

あと、橋の上で銃で撃たれるシーンも

縣さんの方が一枚上手だと思いました 爆  笑

 

 

 

本公演より忙しい

 

 

下級生のみで公演を行うため

本公演より3~4割ほど少ない人数で

公演を回す必要があります。

 

 

音彩唯さん、麻花すわんさんは

本公演でもモブ役わりと多かったので

「この辺にいそうだな~」って

探していたら結構みつけられました。

 

カセキョーや、紀城ゆりやさんも

意外とモブが多かったので驚きました。

まさかいると思ってないから

全く気付きませんでした~!! 笑い泣き

 

カセキョーは見つける自信あったのに!

 

 

フェルゼンとマリーアントワネットが

ピンクの衣装でデュエダンしているときに

バラの精に男役が何人か混じってるのは

ちゃんと気付いていたんですけど

まさかそこにカセキョーまでいたとは!びっくり気づき


第五場のバラの精だけではなく第十八場、第二十三場の市民男や第二十一場の貴族の男など銃弾に倒れた後もとっても忙しい 爆  笑

 

東京で新人公演をご覧になられる方は

ぜひ、珍しくモブに紛れている

カセキョーをご覧いただきたいです!!
 

私もカセキョー探しをしたいけれど配信ではたぶん絶対映らない気がする 笑い泣きもやもや

 

 

 

役名のないモブでの出演でも

振付を覚えたりなどが必要なので

実力のあるジェンヌさんが

率先して引き受けられたのかな、と

ちょっと想像してしまいました。

 

雪組は研7が6人、研6が8人いました。

 

それぞれが少しずつ分担して

準備をしてこられたと思うのですが

確かにこれらの調整業務を

少人数でこなすのは大変だと想像します。

 


下級生にとって新人公演は

とても貴重な経験の場所だと思いますし

宝塚公演で課題が見つかっても

東京公演では修正することが可能です。

 

宝塚歌劇団の働き方改革は

まだまだ問題や課題も多そうですけど

ジェンヌさんにとって良い方向へ

少しずつ前進していくといいなぁ 照れ

 

 

新人公演はなかなか当選しませんが

今後も積極的に抽選に参加して

機会があればまた観たいと思いました おねがい