4/1に2本目に観たのはコチラの作品です!!
「リメンバー・ミー」 2018年3月16日公開
一言で言うと・・・
期待値が高過ぎました!笑
それなりにお話も凝っていて面白かったんですが
途中からオチに気付いてしまって
予想通りの結末に「悪くないんだけど・・・」という感じでした。
いわゆる家族の絆をテーマにした作品です。
ひと昔前までは親世帯と敷地内同居は一般的だったけど
今は進学を機に地方から都会へ出てきて
都会で生活基盤を築くというのは珍しいことではありません。
そうして核家族化していき
自分達の生活で手一杯になっている親世代を見ることで
今の10代、20代という若い世代も
自らの生活を優先した価値観を身につけていくのだと感じます。
主人公は自分のやりたいことを理解してくれないのなら
それなら家族なんていらないと言ってしまうような
本当にイマドキ世代の価値観を持った純粋な少年です。
少年はひょんなことから死者の国に迷い込み
そこから元の世界に戻るには家族の助けが必要なのですが
自分の夢を諦めたくなくて自力で抜け出す決意をします。
そういう意固地なとこはホント10代あるあるだなぁ~っと
アニメーションは画像がとても綺麗で
日本のアニメとはまた違った雰囲気でとても良かったです^^
死者の国で第二の人生が始まるっていうところなんかは
「DISTNY 鎌倉物語」の世界観に
ちょっと似ているような、近いような感じがありました。
個人的には、お盆とか、お葬式とか、法要とか
亡くなった人間のために行う
こういった儀式的な行為にあまり意味がないと思っている
30歳以下の世代に見て欲しいと思える作品でした。
個人的にはこういう解釈があってもいいよね、と思えたし^^
私自身はこうした供養には意味がないというよりは
死者を悼むよりも、今を生きている人間が
自分達の気持ちを整理するために行うものと考えてました。
いつの間にか面倒に感じてしまい
こういう行事を疎かにしていた部分もあるので
ちゃんと出来る範囲でやろうと
改めて再認識出来たことは良かったと思います
評価をつけるなら☆3です。
個人的にはお金を払ってまでみるほどではなかったかも
基本どの世代でも楽しめる作品ですが
思春期の子どもがいれば親子で観に行くことで
家族の在り方とか、繋がりなんかを
一緒に考えるための良いきっかけを与えてくれる気がします。
アナと雪の女王の短編もそれなりに楽しめました。
ただ、好きな人じゃないとやや退屈かな・・・という気もします。
次はきちんとした続編が観たいな~と思いました