1つ前の記事に続き、
八海山スキースクールでの思い出を。
(スタッフではない)
初めて
八海山スキースクールに入校したのは、
平成一桁の後半。
まだまだスキーバブルだったような。
ワタクシのレベルは、
かなり怪しい準指以上、テク未満。
(テクには遠くおよびでないレベル)
当時は、
所謂ノーマルスキーから
カービングスキーへの過渡期。
(今やノーマルスキーが
アブノーマルですがね!笑)
『切れた』滑りが評価され、
『ズレ』たら評価されないみたいな時代
だったと記憶してます。
いかに切れた滑り(カービング)をするか
みたいな。
頭デッカチだったワタクシも
そう考えてました。
そんな状態で
八海山スキースクールに入校。
当時の八海山スキースクールには
基礎スキーの総本山的なイメージがあり
かなり期待して入校しました。
(実際、期待した以上でした)
入校初日の班分けの時だったか?
初めてスクールの先生の滑りを見ました。
(ウマっ!驚)
そりゃもう、衝撃的。
ギュンギュン切れた滑りを想像してましたが、
全く切る事なくめちゃくちゃ巧くズラして
滑ってました。
一人ではなく、スクールの全ての先生が、
同じようにズラして滑っている様に見えた。
『ズレを使った滑り』はカッコ良くて美しい。
自分も同じ様にズレを使った滑りがしたい。
と思いました。
その時から
『キレが良くて、ズレはダメ』
と言う考えはなくなり、
その巧みにズラした滑りに憧れ、
翌シーズンも入校した記憶があります。
今のワタクシが考えるスキーの
ベースと言ってもいい(かも)
そんな感じ。
ほな!