みなさま、こんにちは。
夏休みもあと数日の方も多いかと思います。
受験生の皆さんも、自身の進路決定について現実味を増している頃でしょう。
親御さんも子どもがどのような大人になっていくのかを見守っていらっしゃると思います。
我が家には三人の子ども達がいます。
今はそれぞれ一人暮らしをしています。
長女は音大卒業後、関西方面の企業に就職しました。
息子は国立大学理学部4年生で、来春から大学院への進学が決まりました。
次女は国立大学工学部1年生で、青春を謳歌中です。
とにかく三人とも毎日充実していて楽しそうです。
さて、親の願いってなんでしょう?
私の場合は『毎日元気で笑顔でいてくれること』だな、と思っています。
必ずしも『一流大学に入って一流企業に勤めて家族を持つこと』では無いな、と思います。
今日は素敵に成長した子ども達が、どのような幼少期・受験期を過ごしてきたかをお話ししようと思います。
🍅生まれる前のこと
お腹に居る頃に、育児雑誌に載っていた「優秀な子どもが育つ」と謳われていた「マザマロー」というサプリメントを飲んでいました。
今はその会社は無くなってしまったようなのですが、その効き目があったのでしょうか、3人とも健康に育ちました。
🍅習い事はどんなものをしていた?
子ども達が希望するもの全て通いました。
英会話(年中〜)・スイミング(小1〜)・体操クラブ(年少〜)・バトンクラブ(年中〜)・ピアノ(小1〜)・合唱(小4〜)・学習塾(小4〜)
私が親の意向で無理やり算盤と習字に通ったという経験があるので、私のスタンス的には「子どもが嫌がったら辞める」でしたが、そういうことはなくよく頑張りました。
「送迎バスに酔うから辞めたい」というのはありましたね😅
はい、辞めましたよ。直ぐに。
送迎は大変でした。
子ども達三人いるのでブッキングもザラでしたし、ダブルヘッド・トリプルヘッドの曜日もありました。
それでもできる限り、体力の続く限り送迎しました。
自分で安全に自転車で行ける学年になって、ホッとしたことを覚えています。
🍅気になる勉強の様子は?
3人に共通している事は、自分の勉強机で勉強しなかった事と勉強時間の長さです。
自宅学習の際には、食卓で勉強していました。
各々机があるのですが何故でしょうね?
長女は小1から朝勉強の習慣がついていて、私が起きていなくても朝6時から1時間半ほど、大学生になっても朝勉強を続けました。
息子は電車の中や学校至近の図書館の自習室などにも籠もっていました。
次女はお風呂にも単語帳を持ち込み、少しでも隙間時間があると「勉強したい」と常々言っていました。
息子・次女は学校の門が開く7時と同時に図書館や自習室に入り、1時間目の前に朝勉強、放課後も先生が帰る時間まで勉強していました。
🍅受験生のお母さんは大変?
「お弁当の支度など、子どもが家を早く出るのでは早起きで大変でしょう?」
と言われることもありましたが、子ども達の頑張りに比べたら大した事はありません。
勉強を頑張って受験するのは大人ではなく子ども本人です。
親のできることなんて大して無いのです。
🍅親のできること
有名大学へ子どもを合格させた母親の書籍などがありますが、我が家の場合、親が特別にした事などはありません。
強いていうならば「知的好奇心の芽を摘まない事」でしょうか。
子どもの「何故?」には親が答えるのではなく、自分で調べさせるきっかけを与えました。
そして子どもの好奇心は熱し易く冷め易いので、子どもから「知りたい!」のシグナルが出たら、「じゃあ次の日曜に行ってみよう・図書館で本を借りて調べてみよう」などと、それを直接目で確かめ自分の体を使って体験させました。
すると、分からない事を自分で解決する力が付きます。
何をどう調べれば目的の答えに辿り着けるかも分かります。
直接体験することによって、よりリアルな記憶にもなります。
本来「知ること」はとてもワクワクして楽しいことです。
「知ること」とは「学ぶこと」です。
勉強とは、決して大人が促したり強制したり詰め込むものでは無く、自然と知的好奇心が湧いて自主的に行うものだと思っています。
🍅息子の幼少期の知的好奇心と大学院進学は繋がっている
息子はベビーカーに乗っている頃から鉄道や地図が大好きでした。
幼稚園年中の頃、紙にラフな地図を書いて「豊橋」などと地名を漢字で書いていたのを覚えています。
小4の頃、本人の希望で久留里線一人旅に出掛けました。
頭の中に地図と路線図が出来上がっていたので、何も心配せず送り出しました。
中学の頃も、大雨などで電車が止まってもバス路線図までも頭の中にある人なので、携帯を持たせていませんでしたが何も心配しませんでした。
調べてまとめることに興味が出たのは小5の頃でしょうか。
夏休みに廃線跡を歩いて調べてまとめたものを発表したところ、博物館長賞をいただきました。
もしかしたら、これが研究者・科学者になる始まりだったかもしれません。
無駄な知識などありません。
子どもの好奇心は必ず学びのきっかけになります。
大人の都合で止めるだなんて、本当に勿体ないことです。
🍅どうやって勉強させていた?
私は1度も「勉強しなさい」と言った事はありませんでした。
各人「なぜ勉強が必要なのか」「自分のやりたい事を達成するには、どの勉強をどのくらい頑張ってどの学部・学科へ進むべきか」をしっかり弁えていたからこそだと思います。
🍅勉強の息抜き
一般的に「ながら勉強は良くない」と言いますが、私も好きな曲を聴きながら勉強していた方が効率が良かった経験があります。
3人とも勉強中はずっとショパンを聴いていたようです。
音高・音大に通っていた長女はクラシックだけでなく、推しのアイドルの曲なども聴いていたようです。
次女もショパンだけでなく、好きなアイドルの曲も聴いていました。
🍅スマホは禁止していた?
三人とも高校入学と共に携帯を持つことを許可しました。
息子は中学から電車通学だったし友人は皆携帯を持っていたので、さぞかし不便だったと思いますがよく我慢しました。
受験期に親が促して禁止することは一度もありませんでしたが、自制していたようです。
次女は一時期「インスタもツイッターも辞めた。友達の投稿を見たり、「いいね」とか付ける時間が勿体無い」と言っていました。
ちょっとした隙間時間ができると携帯を開く人の多いこと…。
そんな中、自制できる心の強さは本当に素晴らしいと思っています。
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お腹に居る頃からの気遣いだったりちょっと特殊な部分もあったりで あまり参考にならなかったかもしれませんが、我が家の受験期の子ども達の様子は以上です。
好きなことを沢山勉強して、その知識を社会に活かせるといいですね!
応援しています!