明けましておめでとうございます

コロナ禍で年度初日からオンライン授業を取り入れるなど大変な1年でしたが、保護者の方や関係者の皆様のご理解ご協力のおかげで、無事1年を終えることができました。

この場を借りまして感謝申し上げます。

 

あと2ヶ月で開塾して5周年を迎えます。

この5年間持てる力を最大限発揮して参りました。

机上の学習だけでなく、農作業あり、読書会やオールナイト宿題マラソンなどの様々なイベントにも取り組んできました。

当アカデミーでは、学習塾部門農業部門共に、当塾生でないとできない“学び”を提供し、様々な種を蒔きながら、学習・経験・体験してもらいます。

 

現状に満足することなく、机上の学習だけではなく心と身体のバランスのとれた健全な子どもたちの育成、そして塾生たちと共に育てた安心安全な野菜を引き続き皆様に届けていこうと考えています。

 

今年も“週末の農作業”を実施していきます。
机の上の学習だけではなく、農作業を通じて様々な経験・体験ができる塾は当塾だけです。
せっかく様々な経験・体験ができる塾に通塾しているのに経験・体験しないというのは本当にもったいないと思います。
様々な経験・体験から発想が豊かで柔軟に生きていく力を身に付けることができるのです。
また、
自ら考えることを学び、工夫する能力も身に付けられ、今後生きていく上で必ず役立つはずです。
もちろん、塾生だけでなく保護者の皆さんにもいろいろと役立つことにつながるでしょう。
私の年齢になると、同級生との会話でも決まって
「リタイヤ後のことを今から考えて行動していかないと遅いよね」という話になります。
定年を迎えた時に「どうしようかな」では確かに遅いですよね。
畑で農作業をしていった大人でも「よいヒントになった」とよく言ってくれます。

今年も様々な農作業を実施します。
まずは1/16(土)の麦踏みからスタートして、その時期に応じた農作業を行ないます。
昨年コロナ禍でできなかった、6月末に大豆の種蒔きをし、11月に収穫・脱粒、そして1月に仕込む
“自家製味噌づくり”もやりたいと考えています。
今の子どもたちは、1年中同じ野菜が出回っているので季節感もなく、いつが旬なのかさえわかりません。
そして、どのような花を咲かせ、どのように実を付けるのかも知りません。
畑に来ると大人も含めて必ず何か発見・気付きを得て帰っていきます。

(昨年はほとんど活動ができなかったので)一昨年の例を挙げると、胡麻の木やそれをどのように胡麻にするのか。
ゴボウの葉の大きさに驚き、それを途中で折らないように掘るために1m近くまで穴を掘って苦労する体験をして、もっと感謝して食べないと罰(ばち)が当たるな…など、毎回いろいろな意見を聞くことができました。
これってすごく大事なことではありませんか。

とにかく今ではそういう貴重な体験・経験が失われているのです。
そこで私は、
塾生自身が種を蒔いたり苗を植えたりして育てたお野菜を、自分自身で収穫して口に入れて欲しいと思っています(生きた食育)
無肥料無農薬の自然栽培なので、昔ながらの野菜本来の味で本当に美味しいんです。
当塾生とそのご家族の方は、そのような貴重な体験・経験を一般の観光農園などでわざわざお金を払うことなくできるのです。
このような塾は全国的にも少ないと思います。

 

最後になりますが、2021年が皆様にとって笑顔あふれる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

どうぞ本年もよろしくお願い致します。

 

WillアカデミーCEO 飯島強志