みなさま こんばんは。
土から上の部分だけ凍みてしまった大根が続出しています。
今年の冬は特別寒いんですね。
周りの農家さんも「滅多にない寒さ」と言っています。
さて、厳冬期の2月が収穫時期の赤首女山三月大根を切り干し大根にしたらどうかなと思いやってみました。
綺麗な色だなぁ
2週間ぐらい干したら完成かな?
こちらは「セルフ鬼は外」状態の日高在来大豆。
乾燥して自然とパチン・パチンと弾けて大豆が飛び出してきます
拾わなきゃ
さて、今日の本題です。
今日から3回シリーズで書いていきます。
**わくわく自然塾〜Will〜の特徴**
日本には様々な自然塾があり、
大きな企業が運営していたり、
地域の自然ネットワークさんが運営していたり、
値段も無料のものから様々です。
そういった意味では、私たちの自然塾は決して安いお値段ではありません。
その理由をお話しします。
1。幸せの共有:全ての子どもに平等の「学ぶ権利」を
昨今、貧困の問題が取り沙汰されています。
実際私の耳に入る内容も「どうしたものか」と思うものが多くあり、考えさせられます。
子どもを塾に通わせたいが経済的に厳しいご家庭があることも現実です。
私たちは農業部門である「わくわく自然塾〜Will〜・ナチュベジ〜Will〜」で育ったお野菜を販売し、それを私たちの利益にするのではなく、経済的理由による通塾困難な子ども達への通塾費の補助にすることを考えております。
また昨年より、市内の子ども食堂「のらぼーの」さんへのお野菜の無償提供も始めております。
畑運営には消耗品・種苗代・資材費・農機を使えばガソリン代や整備費等が掛かります。
それら経費を皆様からの受講費で賄ってまいります。
2。自然・自分に優しい生活を始めるきっかけになれば…
私たちは努めて無肥料・無農薬・無施肥で固定種野菜を育てています。
世界全体の作付けの数パーセントと、希少なお野菜たちです。
それでも私たちは、自然栽培で固定種野菜を作っていこうと決めました。
その理由は、体は食べたものから作られるからです。
心と体が辛い時、自分も家族も幸せではありません。
精神や気持ちを司る脳も体の一部ですから、自分が食べたものから作られています。
また、「自分だけが良ければいい」という考えを捨てました。
農薬や肥料は、そもそも人間の都合で使われるものばかりです。
肥料で無理やり大きくする、自分のために虫の命を・地球環境を犠牲にしてもいいという農業のやり方は、自然に沿ったもの、子ども達のお手本になる行いとは言えません。
自然食品店やオーガニックマルシェ等へ足を運ばれた方は肌でお感じになったことと思いますが、スーパーで売られているお野菜より若干価格が高めです。
安心と安全を大切に、お野菜の成長の速度に任せ、じっくり育てていく・手間暇を惜しまず育てる・固定種野菜の希少性だからこその値段なのです。
そして食べてみていただくと更に判るのですが、
私のように野菜があまり好きでなかった人が食べても「美味しい」と感じる、野菜本来の味と風味が感じられる、昔ながらの野菜の味を楽しむことができます。
本物の味を味わっていると味覚が敏感になり、更に美味しく感じられるようになります。
自然に近い食べ物を食べていると、体もより健康になっていくことを実感できるでしょう。
そして自分で野菜を育てるようになると、食べ物に対する気持ちも変わり、何でも美味しく大事に食べようという気持ちが湧いてきます。
採れたて、自分で育てた野菜の味は格別です。
毎回お野菜のお土産をお持ち帰りいただきますので、
市場に出回ることの少ない固定種野菜の味を是非お楽しみください。
3。塾講師歴30年のベテラン講師による農業指導
30年間、多くの生徒を社会へと送り出してまいりました。
指導法、物事の伝え方は勿論、様々な生徒への接し方も心得ております。
他の自然塾にはない『農と教育の連携』がここにはあります。
子どもの本来持っている能力を信じて伸ばすことも得意としております。
🍅受講詳細・お問い合わせ・お申し込み(2月28日まで)
説明会(2月17日・24日開催)の詳細・申し込みはホームページから
http://will-academy.main.jp/nature/index.html