みなさま こんばんは。
昨日で直播(直接畑に種を播く)作業もひと段落しました。
あとは今週末〜来週頭に春菊・壬生菜・東京べか菜を第2圃場に播いて終了です。
その他、春キャベツの苗を作ります。
あとは虫を捕ったり除草したり間引きしたり…のお世話中心になります。
松島2号白菜の確認をしていたのですが、小さなモンシロ赤ちゃん(モンシロチョウの幼虫=アオムシ)がどの苗にもいて、葉っぱがすっかりレース編みのようになってしまいました。
自宅ベランダで苗を育てている段階でモンシロチョウが卵を産んでいるのを見かけ、「コリャコリャ」と思って定植の時に氣を付けて見ていたのですが、やっぱりです。
白菜瀕死…。
捕殺が嫌いな私ですが、これはさすがに堪りません。心を鬼にしました。
「ごめんね」と謝りつつ捕殺…
苗の数だけスクワット的な動きをしていたので、多分明日あたり筋肉痛かもしれません(既に足が重だるい)。
明日は市内の子ども食堂さんへの搬入があります。
我が圃場からの提供は今回で2回目となります。
しかし「今晩から雨」ということで、今日収穫してしまいました。
をを!ステラミニトマトの素晴らしさ!
そうそう!この味!!
「うちの子あんまり野菜食べないのに、これは美味しいってよく食べるんです!」と、皆さんに召し上がっていただく度に大好評なんです。
木で赤く熟してから収穫するので美味しいんです。
この味の乗りなら、子ども食堂さんに来たキッズたちにも喜んでもらえるぞ!
鈴なり状態の画像を撮っておけば良かったな〜。
作業に追われて、いつも写真を撮るのを忘れます
その他どんな野菜が必要なのか分からず、畑にあるだけ採りました。
茄子・緑茄子・冬瓜・ゴーヤ・オクラ・赤オクラ…
喜んでもらえることに喜びを感じます
特大冬瓜&塾頭の笑顔
我が家のねこさんより重かったそうなので5キロ越えですね
さて、種取りも着々と進んでいます。
私はこんな感じで種をとっておいています。
A・Bは実の段階でのランク付け、#1は「第1圃場で採取」という意味
この他、茄子も自宅に引き上げ準備中です。
畑でも種取り用マークをしたものが、種を充実させているところです。
この小さな種の中に、今年あった出来事全てが書き加えられたんだな、って思うと何だかじんと来ます。
種「今年の梅雨と7月は殆ど雨が降らず、8月は毎日雨で大変だったんだぞー。
だけどこんなふうにして乗り越えて、立派に育って、飯島さん(私たち、ね)に種を取って貰えたんだ。
ここに立派に育つノウハウを託したから、お前たちも来年頑張れ!」
ってね、言ってるみたいです
種に気候風土・害虫のことが年々刻まれ、そこの土地でどんどん強く育てるようになる…。
これが種取りの醍醐味です。
種苗代、本当に大出費です。
今年は作付け面積も広がり、また、今まで育てたことのない作物にもチャレンジしたのでだいぶ掛かりました。
しかし種取りをすれば、来年種を買わずに済みます。
しかも我が圃場仕様に少しづつバージョンアップするという素晴らしく、且つ嬉しいおまけ付き。
種を次の世代に残すということは、自然の摂理としてごくごく当たり前のことです。
手間は掛かるかもしれませんが、メリットの方が多いように私は感じています。
私が畑に立てる間は、種を取り続けます。