現地に住む友人から、アムステルダムではかなりの住宅不足と聞いていた。
ただ、以前オーストラリアでも家が決まらないという経験をしたが最終的になんとかなったため「現地に行けば大丈夫だろう」と思っていた。
しかし、日本人家族が3ヶ月探しても家が決まらず諦めて帰国しただとか、300件問い合わせても不動産屋から返事すら来ないだとかという話を聞くとさすがに不安になった。
そこで、入国前に家を決めてしまおうということで問い合わせしてみたものの、噂通りまったく物件がない。
特にうちの場合はペット可と家具付きという条件があるため、なおさら難しい。
いずれにしても現地に行かないことには話にならないということなので、家探しの先鋒部隊として私と次女が先に現地入りして、家が確保できる頃に妻と長女と犬たちが渡蘭するという計画を立てた。
ただ、アムステルダムのスキポール空港は人でごった返しており、飛行機も混んでいることから、後発隊の妻たちのエアチケットも早く取らないとという状況だ。
結局は、チケットがあまりにも高いため、先鋒隊が9/6、後発隊が9/13で決めた。
あとは現地に行ってひたすら不動産屋を回ると覚悟を決めた。
ところがチケットを取った直後、現地にいる友人から「オランダ日本人会の掲示板で空き物件が出てる」とLineが入った。
どうやら今入居している方が、急遽引っ越すため「すぐに入れる人優先」で募集したようだ。
さっそくその物件のオーナーに連絡したところ、流暢な日本語を話すパキスタン人のオーナーだった。
その物件は人気のAmstelveenという地域で、掲示板に出た直後にもかかわらず、すでにたくさんの問い合わせが来ているという状況。
こういう交渉ごとはうちでは妻の右に出るものはおらず、今回もその能力を発揮してもらった。
案の定、オーナーから「他にもどうしても入りたいって方がいたが、私はカタギリさんが気に入ったからあなたに決めた」と連絡が入り、あっさりと家が決まってしまった。
事務手続き担当の私は、その30分後にはネット上で送金を済ませ、最大の懸念であった家探しは渡蘭を待たずしてあっという間に解決した。
ということで、幸先の良いスタートが切れそうだ。

