ハイマイト!

YouTubeで石破茂元防衛大臣と鳩山元首相や菅前首相との答弁を見ていて、しっかりとした知識が基礎にある人の話とそうでない人の話の違いを見ながら、ふと、将来、オステオパスとしてやっていくにあたって自分がどうあるべきかについて考えてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=AhcON5-smdM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=51YVYP8xQZY&feature=related


オステオパシーは自然療法の一つです。そして、『オステオパスって何者?』と聞かれれば、僕は『神経筋骨格系のスペシャリスト』です、と答えます。ですから神経、筋肉、骨の構造、機能そしてそれに付随する胎生学、薬理学、免疫学や病理学に関して揺るぎないプロである必要があるわけです。

いま、世の中で自然療法というとどんなものがあるでしょう?ナチュロパシー、ホメオパシー、アロマセラピー、リフレクソロジー、整体、指圧、鍼灸、マッサージなど数多く存在します。果たして、こういったそれぞれの自然療法のセラピストのどれだけが、それぞれの専門分野に関わる知識を兼ね備えているのでしょうか?例えば、自然療法のセラピストの多くは『カラダはつながっている』とか『根本の原因を見つけて改善する』とか『自然治癒力』とか『デトックス』という言葉をよく口にしますが、果たしてどれだけのセラピストがこういった言葉のメカニズムを理解しているのでしょうか?

僕は、日本でリフレクソロジーを習いました。簡単に言うと、足の裏や手のひらに反射区と呼ばれる体全体の縮図のようなものがあって、それを刺激することにより、それぞれの反射区に対応する組織や臓器に対してなんらかの作用をもたらすというものです。

ただ、僕の場合はそれにどうしても納得が行かず、と言うよりもむしろ、どういうメカニズムで足の裏や手のひらの反射区が内臓や組織に作用するのかを知りたかった。だから、先生に聞きました。ところが、『効くんだから効くんだよ』、『世の中には科学では説明できないこともあるんだよ』と言われました。そして更に、『クライアントさんが良くなることが一番大事であって、そのプロセスにあまりこだわっていては本末転倒だ』とも言われました。これ、自然療法の分野ではよく聞くセリフです。その一瞬は、それもそうだよな?と思いましたが、そんな答えで納得できるわけがありません。

僕はこう考えます。自然療法とはとても役に立つものです。ケースによっては、副作用のある薬や苦痛を伴う手術なしに病気や不調から回復させたり、重大な病気を予防することができます。これは紛れも無い事実です。ですから、日本を含めた世界中の国で自然療法は現代医学と同様に保険適用がなされ、より多くの人に少ない負担で提供されるべきなのです。分かる人だけにわかってもらえればいい、そんなことは考えていません。全ての人が有効的に活用できる機会を与えられるべきであり、そしてそれに十分値するものなのです。

『とにかく効くんだから』とか『昔からそう言われてきてる』とか『科学で説明できることが全てではない』などと言っていては、永遠に現代療法と対等に扱われることはないでしょう。

一方で、科学的根拠のデータを取ることが困難だという事実もわかります。金銭と時間的な問題はその大きな壁の一つです。もうひとつはデータそのものを取るのが難しいというものです。例えばオステオパシーのこの技術がリウマチ患者の関節痛に効果があるというエビデンスを取ろうとした時に、同じ年代の、同じ性別の、同じ関節のといった条件をクリアーすることは容易ではありません。また痛みと一言でいっても、痛みはあくまで主観的な感覚であってその基準値が曖昧です。

しかし、だからといって科学的根拠がいらないということにはなりません。大切なのは、『科学的根拠がある』ということを前提にしているということです。そして、将来に渡ってたとえ莫大な時間がかかったとしてもそういったことを突き詰めて考えていける人材、すなわち人間の身体に対しての揺るぎない知識と経験を持ち合わせている人たちが自然療法を先導してるんだという事実と、現時点で自然療法のプロと名乗っているセラピストがそういった人材であるということが条件になると考えています。

自分のことに置き換えて考えてみると、オステオパスを名乗るのであれば、神経筋骨格系に関して揺ぎなき知識と飽くなき研究心なくしてオステオパシーを提供するべきではないと思う。数日のセミナーに参加してプロを名乗れるわけはなく、ましてやその組み合わせで統合療法のプロなどと語れるはずがない。科学的に証明できない分野であればあるほど、セラピストが科学的に身体を理解していないと、何を言っても説得力がない。身体はシンプルに出来ているなんていうセリフは、本当に身体を知り尽くした人が言う言葉だと思う。ですから、僕自身のプロフィールにあるすべての肩書きは、現時点ではプロとして名乗るべきではないと考えています。

あ~また自分でハードル上げちゃったよ~(汗)敵も増えるなぁ~。別にいいんだけどね。



念ずれば花開く。

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