もう1つの削除した記事は今年のものなので、覚えている方もいらっしゃるかと思います。
ざっと、簡潔に書くと


・私は緑がたくさんある国がいいと思っている

・イギリス人が空の上から東京を見たとき
「東京は緑が少なすぎる。日本人はよくこんな中で生活できるな。」
と悲鳴をあげたとのこと → 私もイギリス人よりの意見です

・イギリスでは計画的に緑を配置する都市を作っている
都市の近くには緑地があるように作られている

・京都では駅から徒歩数十分でハイキングできる環境がある
イギリスも、計画的にハイキングできるコースがつくられ、大都会でも、数分あるくとハイキングコースを楽しむことができる
→都市の狭さもあるかもしれませんけれど、このような都市がいくつもできればと思う

・緑に囲まれた生活を考えた場合、2つあると思う
1、田舎の緑を手入れし、自然と共存する
2、都会にもっと緑を増やす 


このようなことを書きました。

ここで最後の 緑に囲まれた生活 の 2「都会にもっと緑を増やす」について補足します。
私の考える「都会にもっと緑を増やす」というのは、屋上緑化や街路樹レベルでなく、かなりの緑の量をと考えています。
例えば、各都市の近くに、それこそハイキングできるくらいの森や林を作れたらいいのになと思っています。
で、人口の森や林は作られているのか調べてみました。あまりサンプルは見当たりませんでしたが、明治神宮の森が実は計画されて作られたもののようです。



☆「計画された「鎮守の杜」、明治神宮」
http://www.chie-project.jp/002/no02.html

『1912年、日本国民から篤く慕われていた明治天皇が崩御されたあと、明治神宮を創ってお祀りしたい、という国民的な運動がおこったのが明治神宮創建の始まりだったそうだ。いくつか候補地が出た中から、明治天皇とゆかりの深い東京の、代々木御料地に明治神宮は創られることになったのだが、そのあたりは、当時はほとんど荒れ地。明治天皇を祀る神社を創るのなら、立派な鎮守の杜を造ろう、ということになり、大がかりな森造成計画が始まったという。

当時の大隈重信首相からは「伊勢神宮や日光東照宮のような杉や桧林にすべき」という強い指示が出ていたという。しかし予定地は関東ローム層で保水力に乏しい上、近くには火力発電所や工場などもあるほか、蒸気機関車も走っていて環境汚染がすでに始まっていた。そこで造成計画を任せられた学者たちは科学的な解析を行い、その土地や環境にマッチした種である常緑広葉樹を選ぶことで森自体が自分で世代を更新していけるものにできる、と首相を説得し、今の神宮の杜の元となる計画ができていったとのこと。』



ということは、人口の森や林を作ることは可能なのですね。
近い未来には緑あふるる日本が実現することを夢みておきます。