私は感情はカラダに影響を多いに与えていると思っています。疲れ、肩こりから、病名のついた病気もです。
というのは、カラダのこりをほぐすと涙が出て、つらい感情が排出されると同時にこりがとれたことがあるからです。
また、胃カメラで胃炎と分かり、胃薬を飲んでも数ヶ月治らない時がありました。ある時、夢を見て、胸を刀で切られたような痛みで飛び起きた時があります。その時の夢の中では、幽体離脱した人のように、その数ヶ月前から自分の気持ちにムリをして過ごしていたのを映画を見ているように見ていました。夢の中で、そのムリが胃炎の原因だと分かりました。その刀で切られたような痛み後、胃炎はぴたっと治まりました。ココロの痛みがカラダの胃炎の痛みとして出ていたのだと思います。もしかしたら、胸を刀で切られたような痛みは、ハートチャクラの痛みだったのかもしれません。

このココロとカラダの関係、感情と病気の関係について 

『インナーチャイルドが願ってる!』 由井寅子 著

という興味深い本を見つけました。


まず、病原体(体)=価値観(心) 、症状(体)=感情(心)と捉えます。
体に病原体が原因で症状が出るように、価値観(詳しくは 「自分を否定する価値観」)が原因で感情ができると考えます。
そしてここが重要なのですが、病気は価値観が原因で、価値観を排出することにより病気を治していくという考え方です。
西洋医学で言われている病気の原因である病原体は、あくまでも感情に共鳴し引き寄せられたたもので、病気になるのは価値観が先にありきというものです。


また感情は10段階あると著者は語っています。価値観による否定を経験したとき、その経験を否定に受け取ることで、「自分を否定する価値観」のさらなる侵入を許し、段階を下降していくことになります。段階が下降するにつれ「自分を否定する価値観」が心の奥深くへ蓄積していくというものです。


本書ではインナーチャイルドやホメオパシーにからめて説明されています。
今回はそこには触れず、各段階の症状(病名)を列記しています。
現在、病気で悩まれている方、ご自分の病気があれば一度、本書を見られるのもいいかもしれません。
各段階の価値観の排出法が書かれています。


この著者の考え方は西洋医学的ではないかもしれません。
もちろん、西洋医学は即効性もあり多くの人が助けられています。
しかし、西洋医学に関わる方が、この本のような考え方や東洋医学の知識を身につけられると、より治療に幅ができるのではと思います。私の胃炎のように、ぴたっと治すことができるかもしれません。


全ての病気は「自分は愛される価値がない」という考え方が原因とこの本の中で述べられています。
ママさんの 「忙しくて子供にかまってあげられなくなると、決まって子供が体調を崩す」という声をよく聞きます。
子供さんはこの本で述べられている各段階の症状を出すのだと思われます。
全て、「自分は愛される価値がない」という子供の叫びなんでしょうね。
ということは、かまってあげられない場合、 「あなたを愛してるよ」と子供さんに分かってもらえるようにすれば、子供さんは体調を崩すことはしないのかもしれません。



☆本 『インナーチャイルドが願ってる!』  由井寅子 著

‐‐‐‐‐編集&引用ココカラ‐‐‐‐

<病原体と価値観>
 病原体(体)=価値観(心)= 非自己 = 異物  
症状(体)=感情(心)

・病原体: 「この世的価値観」が生物化したもの
     役目 自分が「この世的価値観」に感染していることを知らせ、自らの力で 「この世的価値観」を追い出すことが
できるようにするため

・価値観:病原体と共鳴する価値観を自分が持っているから感染する

 ・症状:病原体(異物・毒素も含む)が体内に侵入しようとしていることを知らせる警告であり、その病原体を排除しようとして生じるもの

・感情:「自分を否定する価値観」が体内に侵入しようとしていることを知らせる警告であり、その価値観を排除しようとして生じるもの

・感情を生じさせる経験=否定される経験 は、自分の中にある「自分を否定する価値観」を映し出すものとしてあるにも関わらず、自分を苦しめるものとして受け取ることで相手や出来事を否定してしまう

・それぞれの感情(症状)は「自分を否定する価値観」(病原体)が心(体)に侵入しているというメッセージであり、「自分を否定する価値観」(病原体)を排出しようとして出している症状であると信頼し、最終的に悲しんでいるインナーチャイルドを見つけるようにする

・愛されるための価値観が全ての病気の根源

・本来、人は無条件に愛されるもの それが「○○でないと愛されない」と条件つきの愛を正しいと思ってしまう  その「○○でないと・・  」という価値観を持ってしまったことが病気の根源



<感情の10段階>

①無感情
症状:なし


②疑いの恐れ

症状:下痢・嘔吐・咳・痰・鼻水・初期の炎症(傷口・気管支炎・膀胱炎)

状態:病原外が入り、下痢、咳などにより体内に侵入しないよう排出している=「自分を否定する価値観」が心の中に入ってこないよう排出している



③悲しみ
症状:高熱・発疹

状態:病原体が体内に侵入=「自分を否定する価値観」が心の中に侵入


④慢性の恐れ
症状:微熱・湿疹

状態:病原体・異物が体内に存在しながら排出できないので、これ以上異物が入ってこないようにしている=「自分を否定する価値観」が心の中に入存在し排出できないく、これ以上の(問題がありながら解決できない)
 

⑤怒り
症状:アレルギー・アトピー性皮膚炎・喘息

状態:体内の病原体が許容量を超えている=心の中の自分を否定する価値観が許容量を超えている

・アレルギー反応は、
1異物が外から体内に入ってくるときに生じる場合 
2体内にあった異物が外に出て行く場合(アレルギー・アトピー)  
の2点ありこの場合は2


⑥深い悲しみ
症状:腺熱(発熱・全身性リンパ節膨張・リンパ球増加・扁桃炎・咽頭炎・麻疹様発疹・風疹様発疹)

状態:許容量を超えた病原体のそれ以上の侵入を阻止するのを諦めた状態=許容量を超えた「自分を否定する価値観」それ以上の侵入をあきらめた序状態


⑦恨み
症状:慢性疲労症候群(微熱・慢性のリンパ節膨張・慢性の扁桃炎や咽頭炎・慢性の湿疹)

状態:侵入した病原体を不本意ながら受け入れている 排出する力もない=「自分を否定する価値観」を不本意ながら受け入れている 怒りで抵抗する力もない 


⑧深い罪悪感
症状:自己免疫疾患(関節リューマチ・全身性エリテマトーデス・多発性筋炎・皮膚筋炎・強皮症・シェーグレン症候群・血管炎症候群・混合性結合組織病・ギランバレー症候群・重症筋無力症・慢性胃炎・自己免疫性肝炎・原発性胆汁性肝硬変・原発性硬化性胆管炎・自己免疫性膵炎・大動脈炎症候群・グッドパスチャー症候群・急速進行性糸球体腎炎・自己免疫性溶血性貧血・突発性血小板減少性紫班病・橋本病・インスリン依存性糖尿病・天疱瘡・円形脱毛症・尋常性白班)・ガン

状態:排出されず毒素が臓器等に蓄積、自分の細胞が変形し、自分が自分の細胞を攻撃=自分の心が「自分を否定する価値観」 によってゆがむ


⑨絶望の恐れ
症状:ポリオ・髄膜炎・髄韃(右が消の右)炎・脳炎・脳症・神経炎

状態:毒素が神経系にまで到達し、神経系が冒される=「自分を否定する価値観」が入ってこないよう逃げる力も、価値ある人間になろうと努力する力ももはやなく、「自分を否定する価値観」 が入ってこないようどこかに隠れるしかない状態 (引きこもるのは⑧段階から ⑧で、自分を守る手立てはもはや 「自分を否定する価値観」 が2度と入ってこないようにすることしかないから ⑨段階では、神からも身を隠そうとする)


⑩無感情
症状:発達障害・自閉症・てんかん

状態:感情が完全に麻痺=外からの情報をシャットアウトし無感覚になる 

‐‐‐‐‐ココマデ‐‐‐‐‐