玄米菜食のマクロビオテックの考え方では塩を
 1、生きた塩
 2、古塩
とに分けます。 

古塩は動物性食品、肉・魚・卵に含まれたナトリウムのことを言うようです。
この古塩がたまると
 ・老化
 ・うつ病などの精神疾患
の原因になります。

古塩をぬくには、発汗や数日、塩を一切とらないという方法があります。
塩をとらないと、体の古塩が排出されるため、体がだるくなったり不調になるらしいですが、それが過ぎると(古塩が排出されると)、すっきりするようです。


また、
★心のオアシス「古塩を抜く」
http://oasis-happy.jugem.jp/?eid=176
によると、

『それでも加齢とともに古塩が体内に溜まってくるので、古塩という悪い陽性を中和するために、酒好きな人は陰性である酒を飲み、酒が飲めない人は陰性である甘いものを好むという図式になります。無意識的に酒や甘いものによるリラックスを求めるのです。
古塩が溜まるとリラックスできないので、酒や甘いものに頼るわけです。』

とのことです。

これは、人間の生涯にあてはまることだけでなく、毎回の食事でも言えるらしいです。
塩気の多い食事をとると、細胞が収縮します。
それを緩和するだめ体は細胞を緩めたくなり、細胞を緩める甘いものを欲するようです。
細胞を収縮する、あるいは緩めるものなど、マクロビオテックではあらゆる食品を陰陽、中庸と分けていますので、興味のある方は調べてみて下さい。

上記の理論は的を得てるなあと思いました。
「甘い物は別腹」と言いますが、これは食事で塩分を取りすぎて、体を緩めたくなっているのだと思います。逆に甘い物ばかり食べていると、なぜか塩辛いものが食べたくなります。

いつも甘い物を食べたくなる人はもしかしたら、体に古塩がたまっているのかもしれません。
一度塩分を取らない日をとってみて下さい。それで甘い物をいつもより欲しなければ、これまで甘い物を欲していたのは古塩のためかもしれません