昨日、100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY に参加しました。
もともと「100万人のキャンドルナイト」というイベントがあります。
それは、毎年、夏至・冬至の夜8時から10時の2時間、みんなでいっせいにでんきを消し、ロウソクのひかりで過ごそうというイベントです。
今回の大阪でのイベントは、このもともとの「100万人のキャンドルナイト」の趣旨を伝えるアートイベントとして行われました。

私はたんに電灯をおとしたら街がどのようになるのだろう、というエコの観点から見にいきました。
集まるのはエコ好きのマイナーなイベントかなあと思っていたら、会場付近はとても多くの人でお祭りのようでした。
どうやら○○WALKERなどの雑誌にのるような一つのイベントだったようです。

いつもは明るいビルが電灯を落とし、41のアーチストチームがキャンドルを使った作品を地面に描いていました。
素直に綺麗だと思いました。ずっとキャンドルの炎を見て回っていると、オレンジ色の光のおかげかf分の1のゆらぎのおかげか、とても元気になりました。キャンドルの炎はf分の1のゆらぎという癒しを与えると言われています。

■f分の1とは(ウィキくんより)
パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ピンクノイズとも呼ばれ、自然現象においてしばしば見ることができる。具体例として人の心拍の間隔や、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、物性的には金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光り方言って、そよ風や小川のせせらぎ
です。

私は西洋・東洋のものがあれば、どちらかといえば西洋のデザインを好みます。
(中近東もかなり好きです。)
しかし、今回41あった作品で和のデザインにとても癒されました。
キャンドルは1つ1つ瓶に入っているのですが、下の方が青く塗られた透明の瓶に入ったキャンドルの炎と、木など自然の素材で作られたオブジェがとても涼やかで癒されました。
東日本大震災で避難生活をされている方たちに見てもらって元気になってほしいなあと思いました。

また、やはり、夜は暗い方がいいと思いました。
人それぞれ体内リズムが違いますが、やはり、人も生命の一つなので、朝日を見ながら起き、暗くなるころには活動しないというのが自然だと思います。
(ちなみに体内リズム的に男性は早く寝て早く起きる、女性はそれより少し遅く寝て遅く起きるリズムになってるらしいです。だから女性の朝寝坊は仕方ありませぬ。)
あと植物たちの光害(過剰な光や、本来暗くなるべき時間に明るいままだと植物達の生態系がくるいストレスをためることになる)の問題もあります。
最近、アトピー体質治療の一環として、自律神経を正そうとしているので、商業施設は夜は明かりを落としてもらえれば嬉しいです。

人の病気は体の弱いところに出るといいます。
それが”今のままだとだめですよ。”というサインで、そのサインを受け取って体を大事にすると、体を良い状態に保てます。
それと同じで、地球を一つの生命体と見ると、アトピーの人は体で言う弱い部分で、そのサインを出す役割を担っているのだと思います。
アトピーの人の原因は大きくわけて2つあると思います。
1つは自分自身、もう一つは環境の問題です。
自分自身の問題というのは、不摂生であったり、アトピーの人は性格が頑固だといわれます。(私もそうです。)でもそれを克服しても、環境の問題はなかなか変えられません。
そういったアトピーの人を社会環境のサインと捉えてもらえれば嬉しいです。


時代は生態系重視になってきていると、希望もこめてですが私は思います。