もう一つは、マドモアゼル愛先生の
★愛の日記  「経済って本当は何なの、、、」
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20120406

です。
要約すると、
全ての物をタダにすればいい。車も家も欲しい物が全て手に入る。そうなると必然的に皆が良い物を欲しがり、結果、一流品ばかりを永遠に使うことになりロスがなくなる。
というお話でした。

このお話を読んだ時、昔読んだビジネス本を思い出しました。
著者は忘れたのですが、その人の自論は
「何事も最上位と最下位は似ている。」
というものでした。
例えば、流行に対して人を分けるなら、
1.イノベーター(Innovators:革新者):
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
2.アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。
3.アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。
4.レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。
5.ラガード(Laggards:遅滞者):
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。

この中で一見1と5は正反対に見えるのですが、世の中の動きに左右されない、自分の考えをしっかり持つという所が似ているようです。
また、大富豪とホームレスは一見正反対に思えますが、自由であることや、大富豪が服装はびしっときめるが、あえて腕時計はカジュアルではずすところ(があるらしいです。)、ホームレスはそもそも腕時計なんてもたない(=超カジュアル)というところが似ているようです。

今回の愛先生の”全てタダ”というのはとてもいい考えだと思います。
私の好きな北欧型社会と一見、正反対なのですが、実は同じところを見ているなあと思いました。
北欧型社会は、物の値段や税金を上げるという、タダと正反対に思えますが、「物の過剰消費をなくす。」「いい物を長く使い続ける。」という目指すところは同じだと思います。
現在、日本では消費税増税と言われていますが、これももしかしたら物の過剰消費を防ぐ為かなと思いました。私は何でも良いところを発見しようとしてしまうのでこのように思いましたが、意図するところが全然違ったらすみません。
(もし物の過剰消費を防ぐ為ならそれを言ったらいいと思います。そしてそれによるメリットもデメリットも。)
私は専門家でないので、消費税についてはこれ以上話しません。
というか話せません。というか分かりません。

で、”北欧型社会”と”全部タダ社会”、どちらかを選ぶなら私は”全部タダ社会”を選びます。
理由は、現在の経済の混乱や人の争いはお金が関わっているからなのでお金を介在しなければ良い社会になるという考えからです。
ただ言うのは簡単ですが、現状から、世の中全てタダにするのはどうしたらいいのかなと思います。
とりあえず、人が生きていくのに必要な食べ物と水さえ確保できる状況なら仕事がなくてもなんとかなるのではと思います。そして、現在の「買え買え」の風潮から、「良い物を長く使おう。」という風潮に早くシフトすべきだとは分かるのですが。

お金を介在しない生活をされている人・コミュニティーが増えてきているといいますので、それらの研究を続けていこうと思っています。

また、愛先生の日記で、映画「スライブ」について書かれていました。
私も見ましたが、まだの方はユーチューブで見れますので一度見て見られればと思います。主にフリーエネルギーについてです。
本物というのは、単純でシンプルなものだと改めて思いました。
新しい社会を作ろうと努力されている方がどんどんでてきているのを嬉しく思います。