健康に気をつける際、食材に気をつける事も重要ですけれど、どの料理にも使う食用油にも気をつける事も重要です。

脂肪には、飽和脂肪(脂・悪玉)と不飽和脂肪(油・善玉)があります。
人体は飽和脂肪も必要ですが、悪玉の脂肪なので避けた方がよいようです。
善玉の不飽和脂肪酸は3つに分類できます。
"…以下 "はその成分が多く含まれている油です。


1、オメガー3(α-リノレン酸)…しそ油、えごま油、アマニ油、菜種油、魚の油(DHA,EPA)
2、オメガー6(リノレン酸)…紅花油、コーン油、ひまわり油、サラダ油、大豆油、ごま油、牛・豚・鶏肉
3、オメガー9(オレイン酸)…オリーブ油、キャノーラ油、高オレイン酸サフラワー油

現代人は2番のオメガ6の摂取が多いようです。
しかし、いいのは、1番目のオメガ3を多目に摂ることです。

●オメガ3:オメガ6=1:1~3:1
が理想のようです。

このオメガ3の効能は

●ガン予防
●心筋梗塞予防
●脳梗塞予防
●老人性アルツハイマー予防
●糖尿病予防
●アトピー・アレルギー予防(アレルギー源が入ってきてもその作用が軽くすむ。)
(逆にオメガ6はアレルギー原因になる。)
●細胞膜・ホルモン・脳の原料 → それらを健康に保つ。

です。

このオメガ3は酸化されやすいので、生でドレッシングとして摂取するのが良いらしいです。
加熱調理には、酸化しにくい3番目のオレイン酸を多く含むオリーブオイルを使うといいです。

最近、私は、このオメガ3を毎日摂取していました。
一日小さじ1~3の摂取が理想らしいのですが、一日に小さじ3以上とっていた日もありました。
効果はてきめんにありました。


●肌がつやつやになった。
(これまで乾燥してところもつややかになりました。→細胞膜が健康になった気がしました。)

●お通じが良い。


なのでアトピーの人にはおすすめです。
お通じについては、植物油は全て便秘予防になるとは聞いていました。
特にオリーブオイルは、小腸を直接刺激するので、便秘にいいそうです。
イタリアでは、便秘になるとオリーブオイルを飲むらしいです。
そもそも、オリーブオイルを豊富に使う料理が多いので、イタリアの人は便秘になる人が多くないそうです

ただ、体に良いと言えども油なので、カロリーが高いことには気をつけて下さい。
また、私はこれまで油の摂取を控えていたので、オメガ6をとり始めててきめん、にきびができましたので、摂り過ぎないようにして下さい。
何事もバランスが大切ですね。

オメガ6はいたる食品に使用されています。
マーガリン、市販のドレッシング・たれなどです。
他には豆乳には無調整豆乳と調整豆乳がありますが、調整豆乳はオメガ6の油が使われていて豆乳に似せて作られています。
なるべく良質の油を使うように、悪玉の油は控えるというか摂取しないようにと考えています。


2011年9月ハンガリーで導入された「ポテトチップス税」に続き、
2011年10月にデンマークにて「脂肪税」なる税が導入されました。
課税対象は、飽和脂肪酸(脂・悪玉)を含む加工食品(バター、チーズ、牛乳などの乳製品や肉類、食用油、それに加工食品)など、飽和脂肪酸が2.3%以上含まれる食品です。
飽和脂肪酸1キロ当たり、16クローネ(日本円にしておよそ220円)の税金が課税されはじめました。

こういう取組みはいいなあと思いました。
私は長所しか見ていないからかもしれませんが、北欧の社会システムが好きです。
これからも、こういったシステムを見ていきたいと思います。


今日もHAPPYな一日を。


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