東洋医学には『部分即全体』という考え方があります。
「部分」は単に「部分」なのではなく、「部分」の中に「全体」が隠されている・示されている・反映されているという考え方です。
この考え方は、現代では 「一個の細胞の中に、その生物全体の情報(DNA)がある」 という科学の見地によりある程度実証されているそうです。


足が人体を表すというのはよく聞きますが、手も人体を表すそうです。
両手を手のひらを下に開いて下さい。
両手の甲部分は中指を頭と見立て人の後ろ姿となります。
つまり

●左脚=左手の小指、右手の親指
●左腕=左手の薬指、右手の人差し指
●頭部=両手の中指
●右腕=左手の人差し指、右手の薬指
●右脚=左手の親指、右手の小指


です。

手の平には内臓が反映されています。
このように手と全身の関係を捉え龍村修さんが考案したものに、「龍村式・指ヨガ」 があります。ヨガのポーズを上記の相対図に照らし合わせ、手でも簡単にどこでも行えるものです。
忙しいビジネスマンの方などにも、少しの時間で手軽に行え、しかもヨガの効果が得られるのが魅力的だと思います。

また「手は露出した脳である」と言われ、手への適切な刺激が脳に良い影響を与えるそうです。脳腫瘍のあった男性は、数ヵ月後の検査では、脳の腫瘍が消えてしまったそうです。
(私の友人で、昔から常に手の平をマッサージする癖のある子がいます。その子が賢いのも関係あるかもです。)

詳しくは、本 『いつでも どこでも手軽に出来る龍村式 指ヨガ健康法』 を。
免疫学・爪もみで有名な安保徹先生ご推薦の本です。
ちなみに、ヨガ本・DVDなどでは、若い女性がモデルとなっているのが大半ですが、この本では龍村先生自らがモデルとなりポーズをとられています。しかも白黒。そのレトロ感が私にとってはつぼな本です。(あっ、決してけなしてるのではありませんよー。)



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さて、ここで 『部分即全体』 についてもう少しお付き合い下さい。
日本は世界の縮図ともいわれています。
つまり

●北海道=北米 ●本州=ユーラシア ●中国地方=欧州
●四国=オーストラリア  ●九州=アフリカ ●沖縄=ムー ●台湾=南アメリカ


細部では、
●福島東部=日本のさらにミニチュア
●東京=上海 ●伊豆諸島=インドネシア 
●富士山=エベレスト ●紀伊半島=アラビア半島      
●能登半島=スカンジナビア半島 、
●琵琶湖=カスピ海  ●淡路島=トルコ


  *対応部分は諸説ありますので、これが正しいとは言い切れません。*


だから、ユーラシア大陸で何か事件があったら、本州でも何か起こるということですね。
そして、日本が良くなれば世界も良くなるということです。

また日本は龍体の形をした列島とか人体の縮図とも言われています。
沖縄=頭説と北海道=頭説 があります。どちらなんでしょうか?


あと組織も人体に例えて考えるとわかりやすいそうです。
健全な組織は健康な体と捉えるそうです。
血液がお金だったかな。だから組織の問題点を
「これは人体で言うと病名○○だ。治療には○○や△△や□□がある。」
と考えると面白いかもです。
では今の日本はどんな病気なのかなあ。。。
自分が医師ならどんな病名を付け、どんな治療をするのかしら。

今日もHAPPYな一日をドキドキ