おとといから仕事で秋田に行ってました。
以前から男鹿半島の付け根にある八郎潟を走るのが小さな夢だった。
今回めでたくもそれが叶ってしまいました。
八郎潟はもともとは霞ヶ浦を凌ぐ日本第二位の面積を誇る湖だったのが、1957年に食糧増産を目的とした干拓事業により埋め立てが行われて、現在では広大な稲作地帯が広がる場所となっています。
過去にここの近くは何回か通過したことはあったのだが、奥までは入ったことがなく、以前からとても行きたかったところ。
ここ八郎潟はなんといっても地図面(ヅラ)がとても良い。きっと素晴らしい場所だろう。
初日は田沢湖高原温泉泊まり。
白濁したお湯は乳頭温泉から引かれた温泉で芯から温まる。
秋田駒は見事な三段染めに染めあがっておりました。
2日目は昼から”完全フリー”!!
さっそく八郎潟へと向かってしまう。
八郎潟の中心地は大潟村。
大潟村には村営の「ポルダー潟の湯」という村営の入浴施設と「サンルーラル」という宿泊設備を備えた立派な施設がある。
今回はここを起点にランニングしました。
目標距離は20km。
軽く準備運動を済まして早速東へ向けて走り出す。
1kmほど走ると広大な稲作地帯が地平線の彼方までつづく広大な干拓平野!!
やはり地図面(ヅラ)どおり想像した素晴らしい景色だ。
道は地平線の彼方まで続く。。。気持ちいい!!
途中から砂利道となるが走るには支障はない。
北には世界遺産白神山地が見える。あ~幸せだ~
8kmほど走り折り返す。
途中から小雨が降るが気にすることはない。
濡れてもすぐに温泉に入れる。
それよりとにかく気持ちがいい~ぞ!!
あっという間に20kmを走り切り、そのままポルダー潟の湯にドボン!
八郎潟が汽水湖だったせいか泉質は塩味のする塩泉。
能書によると500万年前の成分とかでモール温泉というらしい。腐植性の泥炭層を通過した温泉は黒ずんでいて美肌効果抜群らしい。
それに500万年の湯+美肌効果なのに300円は安すぎだから~
設備も広々としてとても立派である。
素晴らしすぎるゾ! ポルダー潟の湯さん。
湯船では地元の方々がいろいろと話をしているが全く聞き取れない。
「ボンジュール」「メルシィー」「ニイハオ」程度は聞き取れるのだが、あとは「△◇%×☆」状態で全く意味不明。
茨城と秋田。
関ヶ原合戦以降秋田を治めた佐竹氏はもともとは常陸太田の領主なのに。。。似たようなものと思っていたが大きな間違いだった!!
このブログはポルダー潟の湯の大広間で書いているのだが周り雰囲気がなんとも暖かくてとても居心地がいい。
もちろん入浴後のお楽しみは感動乾杯!!
公営の施設なのにスナックなみにボトルキープのサービスまでしている。そのキープボトルをあおるオヤジたちの隣りでは親子連れの娘が宿題をしている。。。なんというローカルさだろう
ここは大潟村のコミュケーションの重要な役割を果たしているようである。
とにかく居心地がよい場所だ。
とっ!突然、向かいおばちゃんグループからソフトクリームのプレゼント。
「いい男だから食べてネ」ときたもんだ。。。日本酒にソフトクリーム、ちと微妙な組み合わせだが今夜は美味しくいただくことにしよう。
今度は是非とも地吹雪ふきすさぶ厳冬の時期に来たいものである。
3日目は秋田市内千秋公園にある佐竹記念館と秋田市民市場に立ち寄って茨城に帰りました。