925宇都宮400ブルベ走ってきました。


台風接近で最悪のブルベを覚悟して臨むが、雨はそれほどでもなくどうにか完走を果す。

これで認定3200KM獲得!!


ということで今回のスタートは25日土曜日01:30。スタート地点はお馴染みの宇都宮森林公園。


スタートが微妙な時間なので今回は仕事を早めに切り上げ森林公園で仮眠することに。


18時早めの夕食はすき家の特盛牛丼。スタート前のいつもの定番メニュー。

ただ時間的にあいだがありすぎなので途中で夜食用にのり弁当とおでん、それにビールを買いこんで森林公園駐車場へ。


公園では早速おでんを肴にビールを飲んで20時頃から24時まで完全熟睡。シュラフを掛けて寝ていたが寒さで起きる。


外は結構寒いようである。これで悩んでいたウェアのチョイスは冬装備に決定。


予報では桧枝岐は早朝にかけて小雨から雨模様。その他の地域は概ね曇り。

桧枝岐だけガマンすればなんとかなりそうだ。


冬用パンツをはいてアンダーシャツにモンベル登山用メリノウール、アウターに長袖のジャージを着込む。

カッパはゴアテックスの上だけを準備した。それにソックスが濡れたままだと気持ち悪いし足を傷めてしまうのでスペアのソックスも用意。グローブは登山用のミズノブレスサーモもスペアとして持つことに。


とにかく4月の宇都宮300の思いはもうしたくない。



01:00にブリーフィング。参加者は50名弱といったところ。

半そで、短パンのどうみても真夏バージョンのウェアで参加しているひとも多い。ひょっとしてオイラが過剰なの?


まぁ暑そうなときは魚沼あたりで宅急便で送ればいい。とにかく桧枝岐から尾瀬の山越えは暑いということはまずありえないだろう。


01:30スタート。PC1会津田島へ向けて走り出す。がっ先頭グループの列車に乗ろうとするがどうにもペースが速くてついていけない! 2番グループにも追い越されてしまう。そして3番グループにも追い越されてしまった。ぜんぜん足が回らない。


ひょっとしてビールのせいなの? 川治温泉あたりではスタート前に食べたのり弁のフライが出てきそうだ。

これで400kmも走れるのか? DNFを予感してしまう。。。


山王トンネル手前の三依あたりで本格的な雨模様。用意したカッパを着込む。


どうにかPC1のココストア会津高原店に到着するも休憩所は先行者で一杯。ここで長く休んでは気力が萎えそうなので水だけを補給して雨中を走り出す。ここからは中山峠を越えて最難関の尾瀬御池へとつづく区間。このあたりはオイラにとっては蛍のケツ。どこに何があるかはすべてわかる道。


PC1から桧枝岐まではまったくの一人旅。桧枝岐手前あたりからヘッドライトを消し電池を節約する。

ここから御池までは300Mの登り。前回の信濃300の数ある峠から比べれば半分くらの標高差。たいしたことはない。


峠の登り口七入手前で2人に抜かれる。気にすることはない。がちょっと悔しい。。。


御池には8:00着。有人のPC。

到着は4番目。1番目はナガノさんで40分前に通過しているぞ! メチャ速!!


休んでいると続々と後続者が到着する。

ここも寒いので5分程休んで出発。ここからは銀山平までは200m程の登りが2つのみ。あとは下り。


銀山平にはシークレットのPCが設置されている。


御池を過ぎて新潟に入るととたんに雨がやむ。やむというか降っていない。路面が乾いている。

狭い道ながら交通量は少ないので下り全開で走る。


酷道などと揶揄されているが路面は悪くない。というか極めて良好。途中何本か沢が道を横断しているが気にするほどではない。


銀山平10:00着。ここからは枝折峠の登り。ここも標高差自体は300Mほどでそれほどではない。道がつづらおれ状態なので結構快適に登れる。峠にはあっけなく到着。眺めは最高!


ここからPC3のセーブオン湯ノ谷店までは完全な下り道。

豪快にダウンヒルを楽しむ。とっ!途中湯ノ谷から登ってきたヒルクライム自転車に接触寸前、危機一髪状態。よりによって相手は完全に右側を走行。たぶん急な道なのでS時で蛇行して走っていたのだろう。「ゴメンなさい!」を聞き流し峠をさらに下る。


PC3には11:30着。青空も見えて陽が射してきたゾ!

カッパはもういらないようなので宅急便で他の濡れ物と一緒に家に送ってしまう。20分程休憩しスタート。入れ替わりに前回信濃300でお世話になったARC信濃の方が入ってきた。「先週はお世話になりました」と軽く挨拶を交わす。※すみません名前聞き忘れました。


ここからPC4の只見ショッピングセンターまでは700M弱の登り。だらだらと長い登りが続く。気温が高まる。途中睡魔が襲ってきたので冷たい沢水で顔を洗う。後半部分の登りは長い直線的な登りが続き気が萎える。こういう先の見える直線的な登りが一番堪える。


PC4只見ショッピングセンターではカツ丼を買い今回初めてしっかりした食事を摂る。また入れ替わりにARC信濃さんが入ってきた。「この調子なら20時間切れそうですね」という。そっか!あまり意識してなかったがそういうのもあるのかと、目標を20時間切りに照準をあわせゴールを目指す。


ここからは駒止トンネルの登りと山王トンネルの登りがあるだけだ。

山王はたいしたことはないので実質次の駒止だけ頑張ればいいのだ!!


駒止峠登り口の南郷村山口までは比較的フラットな道。陽が傾き稲刈り風景が会津らしい。

「あ~温泉でも入って民宿でゆっくりしていきてぇ~」「なんでこんなことやってんだろう」と自問自答しながら走る。平坦だがツライ。


駒止トンネルはバイパス道のため自動車が走りやすいよう直線的が登り道が延々と続く、自転車には優しくない道。しかもトンネル間近の登りはけっこうな急坂。10度は楽に越えている。キツイ!! でもここを越えれば田島まで快適な広々とした下りが続くはず。どうにか頑張る。


案の定駒止トンネルからは快適な下り道。最後のPC5セブンイレブン会津田島店まではほとんどペダルを踏むことなく辿り着くことができた。時間は17:30頃だったか? 20時間切りまであと4時間あるぞ!

コンビニのオバちゃんが30分程前に「今日は自転車があとからいっぱいやってきますよ」と言って立ち去ったライダーがいたと教えてくれた。

ナガノさんと30分差! おっオレってけっこう頑張ってるじゃんか!!(-^□^-)


気温がここらあたりから下がりだしたのでメリノウールシャツをアンダーに着込む。

ここからゴールまで73KM。


だらだらつづく暗がりの会津西街道を淡々と走る。

山王峠はそれほどの苦労もなく登り切りあとは全て下り。


途中ライトの「閃305」の調子がおかしい。振動で電池の接触が悪くなったか?今回に限ってテープで固定するのを忘れてしまった。そのせいか。。。


五十里湖、川治温泉、鬼怒川温泉を快調に通過し、ゴールの大沢には20:41到着!!

今回もやはり厳しいブルベであった。


ゴールのYHのコテージにはナガノさんがまだ休んでいて話をすることができた。

いつも凄いリザルトで完走しているオレにとっては雲上人。

話によると先週同じコース下見を兼ねて走ってきたというではないか!!!!!!!!


「えっ!それって自動車でですよね?」と確認したら、あっさりと「いえ自転車ですよ」と流されてしまった。。。。


絶句!\(゜□゜)/ 


といこうとでオイラの今年最後のブルベは終わった。

これで認定3200km獲得。なんか気が抜けてPBP2011行く前にPBPが終わってしまったような感じ。


あ~PBPはもいいけど、タダひたすら走るだけのフランス横断。

なんかもったいなくなってきたな~