2010年08月12日
疲れていないと思っていても身体は正直なもので、4時起床を宣言したものの結局起きたのは5時。
やはり昨日の松木沢ロード&トレランはそれなりに厳しかったようだ。
2時間ほどかけてキャンプの準備し出発する。とりあえず向かうのは北。この段になっても行き先は決まってない。
候補地はいくつかあるのだが迷っているうちに出発となってしまった。
キャンプの第1候補地は山形県の旧朝日村のタキタロウキャンプ場。昨年お世話になった場所でここが現在最有力。難点は遠いことか。
第2候補地は福島県昭和村の昭和の森キャンプ場。ここは一昨年利用していて近くて行き易い。
第3候補地は新潟県魚沼市の銀山平キャンプ場。ここもちょっと遠いのが難点。でもロケーション、設備ともにグッド。
家を出発しとりあえず東北自動車矢板方面に向かう。
ラジオで渋滞予想が流れ、安達太良saあたりから今日は30kmの大渋滞が予想されるという。
この時点で完全に山形は候補地からはずれ、近くて方向的にも行きやすい福島県の昭和の森にキャンプ地は決定したのである。
昭和の森はおととしのGWに一度来ているので勝手がわかっているのでキャンプもやりやすい。
12:30に会津の山奥にある昭和の森キャンプ場到着。さっそく受け付けを済ます。テント一張1泊1200円、それに薪使い放題で1200円は安い!!
一番奥のテントサイトを使用するよう案内され早速テントサイトへ向かう。
テントサイトへ行く道すがら車窓からキャンプ場の様子を見ると、なんか荒れている感じがする。草が生い茂り手入れされていないような感じである。芝生の広場も雑草で覆われている。まぁ自然と言えば自然かもしれない。
テントサイトはキャンプ場一番奥の森の谷間にありちょっと圧迫感のある場所。炊事場、トイレは近い。しかし山間で風通しは悪そうだ。眺めは全くない。沢もない。
テントサイトは傾斜地のためか木の床が各サイト毎あり、平らで寝るのは最適である。
しかしテントサイトに上がる階段が壊れていて所々クギも出ている。我が家の大型テントを張るにはチョット狭い感じというか張れないかも。
それにサイトの周りが傾斜地のため、炊き火も出来ないしタープも張ることもできない。炊事場でやれということか。
ほかにキャンパーは1人。小型の簡易テントがあるのみ。お盆休みなのに。。。。
果たしてここで明朝美味しいモーニングコーヒーが飲むことができるのだろうか?
家内も息子たちも無言である。
「ここはやめよう!」 家内と息子たちに告げるとみんな賛成。
会計もすでに済ましていたが、ここで3日間はとうてい過ごせない。
受付のおじさんに「ごめんなさい 家内がアブがどうしても苦手なのでキャンセルさせて下さい」。
おじさん「虫のいないキャンプ場なんてないよ」と言いながらも優しくお金は返金してくれました。
「アブさんごめんなさい」あなたたちのせいにしてしまって。。。あぁ~ キャンプ場のおじさんはマスコミなんかが取材にくると、多分こういうのだろうな~「最近のキャンパーたちは、虫のいないキャンプ場を求めてやがる!!」とか。。。わたし虫はぜんぜん苦手はありませんから~
そして尾瀬の山を越えて、銀山平キャンプ場へと向かったのである。
途中なんと坂道を登るピナレロ自転車のオジさんに遭遇!よく見るとマ○○マさんではないか!! 聞けばこれから御池を越えて銀山平、小出までをサイクリングするという。
15:30銀山平到着。相変わらずここのキャンプ場は快適である。とくにフリーサイトは広々として眺めがよく何度過ごして心が癒される。
早速テントとタープを張ってキャンプ準備。
夕食は「キャベツといろいろ野菜のダッジオーブン煮込み」&「ペンネのトマトソース、ゴルゴンゾーラチーズ味」。ビールとワインが実に美味い。
パスタの味は息子が友人のイタリア料理店でシェフの作り方を覚えていてその記憶をもとに調理。
味は最高でした!! ペンネは茹で具合が多少アバウトでもok。アウトドア料理は最適です。
もちろん料理はすべてオイラの手作りです。
夕食後温泉へ。施設内の温泉はお盆で混雑しているので、銀山平民宿地近くの公営の温泉施設「白銀の湯」へ。
温泉前の駐車場では、息子たちが2ヶ月前からこづかいを全部つぎ込んで用意していた花火で盛大な花火大会。最後はお向かいの家族連れと競いながらの花火の大競演会になってしまった。
2010年08月13日
未明から大雨がテントを打ちつける。
翌日何も予定がないキャンプは雨も気楽でいい。山のテント生活ではこうはいかない。なぜかテントを打ち付ける雨音も心やすらぐ。
雨の中06:00起床。
早速火をおこしてモーニングコーヒー。美味い!! この瞬間を味わうために毎回ここに来てるといってもいい。
次男が起きてきた。そして奥さん。最後に長男。この順番は毎回変わらない。
朝食は昨日の残りスープにペンネを入れたスープペンネとホットケーキ。メープルシロップが甘くて美味い。
食事が終わる頃には雨もあがる。暑そうになりそうなので沢でスイカ、トマト、キューリを冷やす。見ため美味そう!!
昼食前に荒沢岳の万年雪を見に行く。道路終点から30分ほどの急な道のり。わが愛犬もがんばって登っていく。
万年雪はだいぶ溶けているが迫力満点。スノーブリッジが大きく口をあけている。沢登りをやっているときはよく中をくぐったもんだ。今はとても怖くてくぐれましぇ~ん!
昼食は軽くお好み焼きと焼きそば。
午後は何をすることもなくただ時間がだらだらと流れる。時間があるのでパンを焼くことに。それから早め夕食準備。
食べるためにキャンプに来ているようなものだ。
・手作りのジャガイモパン
・鳥の手羽焼き。炭火で美味い!
・カレー風味の野菜スープ。 辛みが効いて美味い!
・和牛ステーキ。 イオンの特売品1枚850円也は実にお徳。
夕食を食べる頃からまた雨が本格的に降ってきた。
食後、白銀の湯に浸かり、焚き火でスモークされた全身を洗い流し快適なテント我が家にもどりおやすみである。
2010年08月14日
雨の予報ははずれて、なかなかグッドな朝を迎える。薄日ながら陽も射してきた。今朝は鳥の鳴き声がひときわ響く。鳥の種類も多い。
焚き火を熾し、コーヒーをたてる。
やはり美味いぞ!! 立て続けに2杯お替りする。
あ~鳥の声がなんといえない。 幸せである。
次男が起きてきた。早速朝食準備。
今朝のメニューは、先月モンブランで仕入れてきたゴーダチーズを入れた特製?オムレツに昨日焼いたジャガイモパン、そしてカレー風味野菜スープ。
ちなみにパンも練から仕込んでます。
男の手料理ですので見た目はともかく、味はとりあえずgood!です
休む間もなく撤収作業開始。これだけのあると撤収から積み込みまで2時間を要す。
帰りは小出にでて、関越道で帰ろうと思ったが渋滞がいやなので、またまた尾瀬に戻ることに。
途中尾瀬御池の手前、鷹ノ巣でイモリをいる池を発見!
爬虫類好きな次男は躊躇することなく池に入り込みイモリ採り。
見事1匹ゲットし家へのお土産に。
ちなみに我が家には昨年山形で採ってきたイモリ君が2匹ほどおります。
今年のキャンプも無事終了。さぁ~来年はどこいこかな~。
多分またここだよな。。。