三浦です。
家にシャワーがついてますがどうしてもでかいお風呂に入りたい時があるので銭湯にいきます。
上京したてのころは2万7千円の家に住んでおり、お風呂が無くて銭湯に通ってました。
銭湯に通うだけだったのが、いつの間にか銭湯が好きになってました。
遠出して銭湯に行くのではなく、近所の銭湯が好きです。
歩いて行ける銭湯。
今日も行きました。
よく行く銭湯は昔ながらの富士山の絵が書いてあるような銭湯です。
お客さんはおじいちゃんばっかりです。
おじいちゃんたちとも顔なじみになってきました。
そこの銭湯は普通のお風呂、入浴剤入りのお風呂、かなり強いジェットバス、かなり弱いジェットバスがあります。
いつも通りに浴槽に入る前に身体を洗っていたら、鼻歌を歌ってる細いおじいちゃんがいました。
なかなか大きい声量なので、ぼくも周りのおじいちゃんたちもちょっと迷惑だな〜みたいになってました。
それでも構わず鼻歌を続ける細いおじいちゃん。
『ふふふーん、ふふーーん、ふふふーん、ふーん』
せめて、せめて曲名とかを教えてほしい。
わからんすぎる。雑音にしか聞こえん。
ぼくは身体を洗い終え入浴剤入りのお風呂へ。
最高だ。お風呂最高。
細いおじいちゃんの鼻歌以外は。
無心でお風呂に浸かりたい。
なおも聞こえるおじいちゃんの鼻歌。
『ふーん、ふふーーん』
やめてくれ。
お次はかなり強いジェットバスへ。
痛い。たまにある強すぎるジェットバス。
痛すぎてダウン。
お次は隣にあるかなり弱いジェットバスへ。
これは最高。気持ち良すぎ。
『ふーーん、ふふふーーん』
ん??
『ふーーーん、ふーん』
細いおじいちゃんと鼻歌がこっちに近づいてくる。
最悪や。
『ふーん、ふふふーん』
細いおじいちゃんはかなり強いジェットバスへ。
ジェット強すぎて痛いやろ、、、
『ふ〜〜ん♪ ふふ〜〜ん♪ ふ〜ん♪』
え。
『ふ〜ん♪ ふふ〜〜ん♪』
急に鼻歌うま。
かなり強いジェットバスの勢いでビブラートして細いおじいちゃんの鼻歌めちゃくちゃうまい。
聞ける。いいぞ細いおじいちゃん。
『ふ〜〜ん♪ ふふ〜〜〜ん♪』
銭湯に合う良い感じの歌になってきた。
『ふ〜〜ん♪ ふ〜んん♪』
昔ながらの銭湯に温かいお風呂に細いおじいちゃんの上手い鼻歌。最高や。
『ふ〜ん♪ふふ〜、、痛い!!痛い!!これ痛い!!痛いよね??』
すっごい話しかけてきた。
ぼくはへへへと笑ってごまかした。
そのあとはまた下手な鼻歌に戻りました。
銭湯が好きです。