キャメルのトレンチ・コートを購入しました。トレンチコートは、そもそも第二次世界大戦の時、英国軍向けのレインコートを Burberry がデザインしたのが、発祥だという。つまり、もともと軍服のため、デザイン自体が、かっちりとしていて男っぽいため、下手をするとダサく、やぼったくなる。
が、上手く着こなせると、これひとつでクラシックでミステリアスな女を演出できるという お手軽な優れものでもある。
トレンチ・コートを格好よく着こなす女性といえば、オードリー・ヘップバーン、キャサリン・ヘップバーン、グレタ・ガルボあたりの昔のハリウッド女優が思い浮かぶ。
彼女達のようなとびっきりの「いい女」が、トレンチ・コートの襟を立てて、ポケットに手を突っ込んで ヒールの音を立てて雨の中、闊歩する、、っていうシーンが目の前に浮かびましたが、、、現実の私は、あまりにも程遠すぎるので、すぐに目が覚めました～。
VOGUEマガジンのEDITOR、SALLY SINGERは、
''There is value attached to owning something like a good trench. It suggests one has spent one's money wisely,'' （上質のトレンチコートを持っている、ということは、お金を賢く使っているということの証明でもある）
とも言っています。そうですか！うしし～♪
今年の春は、カラフルなトレンチ・コートが流行りのようです。GAPのコマーシャルでは、SEX AND THE CITY の キャリー役だったサラ・ジェシカ・パーカーがトレンチコートを着てますよね～。カジュアルに着れるし、本当に便利。
最近ふと思ったのは、３０代を超えてから、身体のラインを強調したいかにも！のセクシーさよりも、男物のシャツや男物のコートを着て、漂ってくるセクシーさ に強く憧れるようになったようです。なりたいセクシーの種類が変化した、とでも言うのでしょうか。
水っぽいセクシーさでなく、クールなセクシーさ。地で勝負しないといけないこちらの方が、手に入れるのが困難で希少価値なため、私としてはチャレンジ！目指したくなります。